NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/5/8


乱礁遊歩道 Ranshoyuuhodou The Ransho Promenade

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 室戸岬の中岡慎太郎像から室戸青年大師像までの約2.6kmの散策道。
 太平洋の荒波に浸食された奇岩や岩礁が屹立し、ダイナミックな景観を堪能できる。入口付近には、タコの足のように気根が伸びる亜熱帯植物アコウの木(天然記念物)がある。
 弘法大師が灌頂の会式(頭に水を注ぐ密教の儀式。法を受ける時の儀式)をしたと伝えられる灌頂の浜、弘法大師が池の水を加持し衆生の眼病を治したと伝えられる眼洗いの池等、荒磯の小道には、弘法大師ゆかりの名所・史跡が残されている。
 また周辺は夏にはハマユウ、秋にはハマアザミが花咲き、エボシ岩からビシャゴ巌までの区間は奇岩怪石が多数見られ、岩に波がぶつかり砕ける様は圧巻である。
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2007/3/6


三郎岩 Saburou-iwa 

Jp

 三郎岩は島根県の隠岐諸島、中ノ島北部に位置する奇岩である。
 隠岐諸島、島前三島と呼ばれる知夫里島、中ノ島、西ノ島周辺は奇岩、巨岩が連なる景勝地であり、三郎岩は中ノ島の北東部に位置する三つの奇岩のことである。
 玄武岩が海水により浸食されて現在の形となったもので、江戸時代の地誌「隠州記」の海士村の条に三郎岩の記述があり、古くから知られた景観であることがうかがえる。
 隠岐航路のフェリーか、中ノ島発の遊覧船発の遊覧船からその姿を見ることが出来る。
 海中に屹立する巨岩だが、大、中、小と大きさを変えながら兄弟のように一列に並ぶ姿はどこか微笑ましい。
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2006/12/18


東尋坊 Toujinbou Tojinbo 

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 日本海を前に、屹立する岩の絶壁が折り重なるように続く絶景。それはまるで、山の神と海の神が力を競い合い、ぶつかりあったかのようだ。
 およそ1000万年以上前、火の山が噴火し、流れ出したマグマは、固まりながら五〜六角形の柱状の割れ目を形成した。そして、日本海の荒波がその岩肌を削りとり、高さ25mにも達する絶壁を生み出した。
 約1kmにわたり続く東尋坊の奇景は、地質学的に極めて貴重で、国の名勝・天然記念物に指定されている。
 その名の由来は、奥越、平泉寺の僧、東尋坊。若い時から悪行の限りを尽くしたこの僧は、ささいなことから争いとなり、この絶壁から落とされて絶命したという。風荒く、猛々しい波が打ちつける時、東尋坊の魂が吠えているのかもしれない。
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