妙見山黒石寺 Myoukenzan-kokuseki-ji
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1300年以上の歴史を持つ古刹、妙見山黒石寺(みょうけんざんこくせきじ)。岩手県水沢市黒石町に所在する。
創建は奈良時代。天平元(729)年に行基菩薩が開基したとされる。延暦年間の戦火で消失したが、嘉祥二(849)年、慈覚大師・円仁により復興された。
本尊にある薬師如来像の胎内には貞観四(862)年造立時の造像記が残っており、古代東北の仏教信仰を伝える貴重な史料となっている。同時代に造立の木造僧形坐像、木造四天王立像とともに国の重要文化財に指定されている。
旧正月に夜を徹して行われる黒石寺蘇民祭(そみんさい)は東北の奇祭として知られる。裸の男衆が裸参り、柴燈橙りなどを行い、翌日未明からは堂の前で男衆が東西に分かれ、裸で押し合いながら蘇民袋を奪い合う豪快な祭りだ。
創建は奈良時代。天平元(729)年に行基菩薩が開基したとされる。延暦年間の戦火で消失したが、嘉祥二(849)年、慈覚大師・円仁により復興された。
本尊にある薬師如来像の胎内には貞観四(862)年造立時の造像記が残っており、古代東北の仏教信仰を伝える貴重な史料となっている。同時代に造立の木造僧形坐像、木造四天王立像とともに国の重要文化財に指定されている。
旧正月に夜を徹して行われる黒石寺蘇民祭(そみんさい)は東北の奇祭として知られる。裸の男衆が裸参り、柴燈橙りなどを行い、翌日未明からは堂の前で男衆が東西に分かれ、裸で押し合いながら蘇民袋を奪い合う豪快な祭りだ。
- 住所
- 023-0101 岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17
- 名前
- 妙見山黒石寺
- 電話
- 0197-26-4168
- HP
- http://kokusekiji.e-tera.jp/