NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/4/2


民芸品 チャグチャグ馬コ Mingeihin Chaguchaguumako 

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 チャグチャグ馬コは、岩手県盛岡市にて造られる民芸品である。
 岩手は古くから名の知れた馬産地で、全盛期の江戸時代には日本一とも呼ばれていた。
 端午の節句には馬の息災延命を祈り、愛馬を金銀紅紫で飾り、馬の守護神・駒形神社にお詣りする慣わしで、馬につけた大小の鈴がチャグチャグと鳴り渡る所からチャグチャグ馬コといわれた。
 風物詩「チャグチャグ馬コ」は、盛岡市内を華麗に着飾った百頭もの南部駒が行列する祭であり、郷土玩具のチャグチャグ馬コは、昭和22、23年頃から売られはじめた土産ものである。
 郷土玩具、民芸品の中でも、木彫で彩色仕上をして、更に装束で飾り付けるという技法は全国的に見ても数少なく珍しい。
 民芸品のチャグチャグ馬コは、体験学習も行われ、幅広い人気を得ている木彫郷土玩具である。
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2007/3/29


お祭 チャグチャグ馬コ Omatsuri Chaguchagu-umako Chagu-Chagu-Umako Fesival

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 チャグチャグ馬コは岩手県岩手郡滝沢村の鬼越蒼前神社から、盛岡市の八幡宮までを練り歩くお祭である。
 毎年六月の第二土曜日に行なわれ、近隣の百頭ほどの馬が鮮やかな装束に飾られて、ゆっくりと行進する。
 人馬の安全を祈り行なわれる行事であり、かつては軍馬の産出地であり、藩政時代には馬を大事にするための家である南部曲り屋が作られた地方故に伝わる伝統。
 元々は農閑期に馬を休めるための行事が、参拝へと変わったと言われる。
 チャグチャグとは馬に付けられた鈴の音のことで、初夏の農村に響く鈴音は残したい日本の音風景百選に選ばれ、国の無形民俗文化財にも指定されている。
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2007/3/28


鬼越蒼前神社 Onikoshi-souzen-jinjya 

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 鬼越蒼前神社は岩手県岩手郡滝沢村、高峰山の麓に位置する神社である。
 昔、和賀郡沢内の吉左衛門が、五月の節句に馬を休ませず働かせたことに腹を立て、逃げ出した馬が峠を越え、鬼越で倒れ息を引き取った。これを悲しんだ吉左衛門や村人により神馬として祀ったのが始まりであるとされる。
 祭神は保食神、駒形大神、共に馬や農業の神として知られる。
 毎年六月の第二土曜日には「チャグチャグ馬コ」と呼ばれる伝統の祭りが行なわれる。
 田植えを休ませるため、神社に馬を集めたのが始まりとされ、百頭近い馬の列が、鈴の音も爽やかに鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までをゆったりと渡り歩く様子は、初夏の農村にふさわしい祭りである。
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2007/3/26


盛岡八幡宮 Morioka-hachiman-guu 

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 盛岡八幡宮は、岩手県盛岡市にある神社である。盛岡の総鎮守とされ、神事のチャグチャグ馬コ、例祭の流鏑馬神事で知られる。
 延宝八(1680)年に、盛岡藩の第29代藩主南部重信により創建。品蛇和気命(ほんだわけのみこと・応神天皇)を祭神とする。品蛇和気命は農業、工業、商業、学問、衣食住などの守り神として、多くの人々の崇敬を集めている。
 明治十七(1884)年の大火や相次ぐ天災により社殿は再建が繰り返され、現在の社殿は平成九(1997)年に建て直されたもの。色鮮やかな装飾の施された朱塗りの大社殿は、堂々とした風格を放つ。
 毎年9月14〜16日の例祭には、華麗な風流山車が町中を練り歩き、勇壮な南部流鏑馬が奉納される。
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