NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/4/3


ちんこんかん Chin-kon-kan Chin-kon-kan Dance

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 毎年8月16日、新倉町牛神社(大須賀神社)の例祭日に奉納される踊り。
 赤い衣装と鬼面をつけ小さな破魔弓を持った大鬼と、六尺棒を持った小鬼が大太鼓、小太鼓、鉦にあわせて力強く踊る。
 この牛神社は死んだ牛を祭るために天文年間(1532〜1555)に建立されたと伝えられており、しだいに雨乞いや虫よけの祈りも兼ねてこの踊りを奉納するようになった。
 一名「ちっこんかん」ともいい当て字で「竹根幹」とも記すが、この名称はおそらく楽器の音による命名と思われる。
 昭和34(1959)年、県無形民俗文化財に指定された。、
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2007/1/25


吉備津神社 鳴釜神事 Kibitsujinja Narukamishinji Kibitsu Shrine Narukami Ritual

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 岡山県岡山市にある吉備津神社のお釜殿は、国の重要文化財にも指定され、参拝者に釜の鳴る音で吉凶を占うという珍しい神事が行われている。
 お釜殿では「かまど」にかけられた大きな鉄なべの前で御神酒をお供えし、神官が祝詞をあげて吉区を占う。釜の音が大きくなれば「よい知らせ」、音が小さいときや鳴らないときは「悪いしらせ」と言い伝えられている。
 この釜の下には、「桃太郎」に登場する、鬼の源流とされる温羅の首を埋めているという伝説も伝えられ、この話は、上田秋成の「雨月物語」のなかにも紹介されている。
 ある夜「桃太郎」のモデルと言われる大吉備津彦命の夢に温羅の霊が現れ、「自分の妻、阿曽女に釜を炊かせよ、そして世に異が起こるとき釜の前に行けば幸いあれば豊かに鳴り、禍あれば荒らかに鳴るだろう」と告げたのがこの鳴釜神事の起こりなのだとか。
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