NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/14

白鶯太鼓 Hakuou-daiko 

Jp


 白鶯太鼓(はくおうだいこ)は昭和五八(1983)年、宮城県栗駒山のふもと、栗原市鶯沢町(うぐいすさわちょう)に誕生した、比較的新しい郷土芸能である。過疎化の進むこの地域に活力を呼び戻そうと「白鶯太鼓鶯鳴会(はくおうだいこおうめいかい)」が結成され、演奏イベントが行われている。
 生で聞く和太鼓は、やはり迫力が違う。力強く荒々しい太鼓の響きの中に「ホー、ホケキョ」と繊細な笛の音が混じる。源頼義が阿部頼時・貞任父子討伐の際、八幡神社の北側に陣取り敵とにらみ合いを続けていたところ、白いウグイスが飛んできて旗竿に止まり、ひと啼きするや味方の勢いがにわかに強まり、ついには勝利を収めたという史実を元に創作された。
 白鶯太鼓には、これらの伝説や自然の情景、人々の思いが込められている。創作和太鼓の会の指導により、町内で白鶯太鼓を体験することもできる。

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住所
989-5492 宮城県栗原市鶯沢南郷辻前74-1
名前
栗原市鶯沢総合支所
電話
0228-55-2111




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日本の美意識。

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