NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/10


秩父 三峯神社 Chichibu Mitsumine-jinjya 

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 三峯という名は、神社の東方にそびえる雲取山、白岩山、妙法が岳の三つの峰が美しく連なることから呼ばれている。神社の由緒は古く、景行天皇が皇子の日本武尊を東国に遣わした時にさかのぼる。日本武尊は甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向う途中で、雲取山、白岩山に登り、眼下に広がる山川が清く美しい様子を見て、その昔に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)が国を生み出したことをしのび、お宮を造営して二神を祀ったのがはじまりとされる。
 現在三峯神社周辺には、日帰り温泉施設「三峯神の湯」、茶亭「小教院」があり、かつて修験の山として栄え、明治の神仏分離まで観音院と呼ばれていた時代の資料等を展示している「秩父宮記念三峰山博物館」などがある。
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2007/10/29


がんぼう岩 Ganbou-iwa Ganbou Rock

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 北海道の東道、紋別郡遠軽町にある高さ78メートルの岩山。自然百選にも選定されている。
 頂上には展望台があり、徒歩で15分ほど。
 遠軽町のシンボル的存在になっているこの岩は「この町では朝日を真っ先に浴びる岩山」「夕日に暖かく包まれる岩山」として親しまれている。
 がんぼう岩の名の由来はアイヌ語の「インガルシ」(見晴らしの良いところ)からきている。アイヌ民族の古戦場とも呼ばれる、その展望台からの見晴らしはパノラマ360度のすばらしい眺望が広がる。
 周辺には岩山の登り口にもなっている「太陽の丘遠軽公園」があり、町民の憩いの場として親しまれている。
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2007/9/26


巌門 Ganmon Ganmon Cave

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 能登半島の景勝地能登金剛のほぼ真ん中に位置する貫通洞門。
 そびえ立つ岩山に老松が茂る断崖を、日本海の荒波が削り、洞門を作り上げた。洞門の高さ一五メートル、幅六メートル、奥行きは六〇メートルある。小さな船であれば通過可能。
 伝説もいくつか残るが、有名なものは義経伝説。奥州に渡るとき、この洞門に隠れたと伝えられてている。
付近には、厳門と同じように奇岩の見るべきものが多い。
 厳門の南には、義経主従が碁を楽しんだと伝えられる碁盤島、厳門を中心に鷹の巣があったとされる高さ二七メートルの鷹の巣岩、高さ二七メートルの吹き上げの滝、千畳敷岩などがある。
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2007/8/3


可愛岳 Eno-dake Mt. Enodake

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 可愛岳(えのだけ)は、宮崎県東臼杵郡北川町から延岡市にまたがる標高728mの山である。
 延岡市内から北を眺めれば、どこからでもその雄姿を正面に見ることが出来、山頂からの見晴らしも良く、千丈覗(せんじょうのぞき)からの海側も絶景とされる。
 西郷隆盛率いる薩摩軍の「可愛岳突破」で有名な、東西に長い山頂部を持つ花崗岩の岩山で、登山口には、西南の役で和田越えの戦いに敗れた西郷軍が最後の軍議を開いた屋敷が、西郷隆盛宿陣跡資料館として残っている。
 小さな滝のある水飲み場、巨岩巨石に古い石垣跡の前屋敷などがあり、山頂の鉾岩はニニギノミコトの御陵とされ、崇神天皇の御代に社殿をここに建て、可愛山大権現社と称した。
 毎年11月3日に日本一遅い山開きがあり、福岡、大分方面からの参加者で大いに賑わう。
 可愛岳は、西郷隆盛に縁の深い自然豊かな山である。
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2007/6/22


芦別岳 Ashibetsu-dake Mt. Ashibetsudake

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 芦別岳は、北海道の中央南部に聳える夕張山地のほぼ中央に構える雄峰である。
 標高は1727m。名だたる名峰の多い夕張山地の最高峰である。その山容は鋭角的で、道内でも唯一の岩稜の山としても知られている。
 また、天高く聳えるその岩山に、スイスのマッターホルンの姿を見出す人もおり、険しい山容に魅了された多くの登山者たちを惹きつけてやまない。
 登山道は一旦北の尾根に出て、そこから尾根伝いに頂を目指す旧道コースと、西の尾根伝いに比較的まっすぐな道が伸びる新道コースの二つがある。
 この山が初めての場合や、あまり登山に時間を避けない場合は、新道が最適だ。旧道は距離も長く、沢越えや尾根のアップダウンを乗り越えていく必要がある。とはいえ、この山の魅力を思う存分堪能するならば、やはり旧道コースがお勧めだ。
 北から頂へ伸びる尾根からの絶景は、今までの苦労など全て吹き飛ばしてくれ、さらに頂を目指す楽しさをもたらしてくれるだろう。
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2007/6/19


エンルム岬 Enrumu-misaki 

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 エンルム岬は、北海道様似郡様似町にある岬である。景勝様似八景に選ばれている。
 エンルムとは、アイヌ語で岬の意味がある。
 様似漁港を包み込むようにして外海に突き出しており、先端付近にある標高70mの小高い岩に登れば、前方には穏やかな大平洋、振り返れば様似の町並みが手に取るように見え、その背後には雄大に続く日高山脈が息づいている。
 断崖の続く海岸線とアポイ岳の山並一帯の眺めは素晴らしく、大小の船が出入りする様子は地中海の港を思わせる。
 岩璧にはオオセグロカモメのコロニーがあるほか、エゾイヌナズナやヒダカミセバヤといった岩隙植物が豊富で、小さな岩山ながら200種類を超す高山植物が生息している。
 エンルム岬は、素晴らしい眺望と植生を誇る景勝地である。
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2007/6/5


北海道 藻岩山 Hokkaidou Moiwa-yama Mt. Moiwa

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 北海道の藻岩山(もいわやま)は、北海道札幌市南区にある標高531mの山である。
 別名「インカルシペ」といい、アイヌ語で「いつもそこに上って眺望する所」という意味を持っている。
 展望台とスキー場によって、札幌市民と観光客の行楽地になっており、山頂からは札幌市街はもとより、石狩湾や石狩平野が一望でき、夜景を見る絶好のポイントとして有名である。
 札幌市内の街灯がオレンジ色中心であるため、夜景も淡くオレンジ色に染まり、海外の夜景を見ているような雰囲気に浸ることが出来る。
 北東斜面にはシナノキ、ミズナラ、シラカバなどの広葉樹が生い茂る藻岩原始林があり、大正一〇(1921)年、北海道で最初の天然記念物に指定されている。
 藻岩山は、立地の良さから多くの観光客が訪れる山である。
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円山原始林 Maruyama-genshirin Maruyama Virgin Forest

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 円山原始林(まるやまげんしりん)は、北海道札幌市中央区円山に広がる自然の宝庫である。大正一〇(1921)年、国の天然記念物に指定された。
 円山は標高226mの比較的低い山であるが、登ってみると思った以上に自然が残されている。
 アイヌ人は、この山の事を「モイワ」という小さな山、という意味をもつ言葉で呼んでいたが、札幌中心部から見た山の形が丸いことから、明治時代に和人によって「円山」と名付けられた。
 山麓にはカツラ、センノキ、山頂付近にはミズナラ、シナノキが密生し、全山森林をなす。花、鳥、昆虫も生息し、高山植物も多い。
 頂上の岩の上から眺めると、天然記念物の藻岩山や遠く恵庭岳なども見える絶景で、とても魅力的である。
 円山原始林は、札幌市中心から近くにあり、市民の行楽の場としても親しまれている山である。
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