NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/5/7


竜串海岸 Tatsukushikaigan Tatsukushi Coast

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 高知県土佐清水市にある竜串(たつくし)海岸。足摺岬の西、24kmに渡って岩のオブジェが豪快に並ぶ。海中に向かって、大小の竹のように並んで、飛び出している姿は串目をそろえたように見える。まるで龍を串刺しにしたような景観から「竜串」と名付けられたと云われている。
 竜串には、砂岩層の発達した約2000万年前の竜串層(三崎層群)と呼ばれる砂岩・泥岩互層が分布しており、比較的風化しやすいこの砂岩層には、激しい風や波の浸食作用によって、今のような岩肌ができた。
 「大竹小竹」・「しぼり幕」・「らんま石」・「かぶと石」・「鯉の滝登り」などの奇岩・奇勝が点在する波の彫刻美術館である。
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2007/1/11


久米島海岸の畳石 Kumejimakaiganno-Tatamiisi The Tatami Rocks of Kumejima Island Beach

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 久米島海岸の畳石は、沖縄の奥武島にある、面白い形をした岩が均等に並んでいる海岸である。
 久米島の東に位置する周囲4kmの小さな離島、奥武島の南側には直径1m〜2mの五角形・六角形の奇石群が存在する。平滑な石が畳のように敷き詰められた様から畳石と呼ばれている。一見すると、亀の甲の様にも見える。
 奥武とは、風葬地の離れ島の意味であり、元は無人島であった。
 この島は基本的にはサトウキビなどの畑しかない。唯一の見所が畳石海岸である。ここは海水浴場にもなっている。
 岩ひとつの大きさは直径1mくらいで、全体でおよそ千個あるといわれている。この石群は溶岩が冷え固まる時に冷却面に対して垂直に割れ目が走ってできる柱状節理で、これだけ広がりのある場所は全国的にも珍しい。
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