NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/8


八雲本陣 Yagumo-honjin Yagumo Honjin

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 八雲本陣(やぐもほんじん)とは、出雲地方屈指の地主、木幡家(こわたけ)が代々守ってきた本陣宿で、江戸時代に松江藩主が領土内を見回る際に利用されていた。
 木幡家は酒造業を営みながらも、庄屋をまとめる下郡役も務めたため、名家と呼ばれている。
 敷地一二〇〇坪、建坪八〇〇坪の大きな建物は、享保一八(1733)年に建てられ、当時、旅館として営業されていたが昭和四四年に重要文化財として指定された。
 近年まで料理旅館として営業しており、室内の調度品もすばらしいものが多い。
 八雲本陣は昔の人々の生活が身近に感じられるような、心やすらげる場所である。
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2007/9/13


齋藤氏庭園 Saitou-shi-teien Saito Family Garden

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 齋藤氏庭園(さいとうしていえん)は、宮城県石巻市河南町前谷地にある景勝地である。国の名勝に指定されている。
 石巻平野の北西部に位置する庭園は、近代における東北三大地主として知られる齋藤氏の第9代当主・善右衛門有成により、明治時代後期に作られた。
 本邸部分に所在する庭園は、丘陵の斜面を背にして清楽亭・無一庵などの建物を景観の中心に置き、周囲に平庭、園池を配している。
 斜面麓には宝泉窟(ほうせんくつ)と呼ばれる深い岩窟があり、ここから生じる湧泉は園池の水源ともなっている。
 また、庭園内にある宝ヶ峯縄文記念館はカヤぶきの建物で、宝ヶ峯遺跡から発掘された縄文時代後期の土器などが展示されている。
 齋藤氏庭園は、近代の庭園のうちでも特色ある庭園として名高い、美しい場所である。
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2007/5/11


石谷家住宅 Ishitani-ke-jutaku The Residence of the Ishitani family

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 石谷家住宅は、鳥取県八頭郡智頭町にある歴史的建造物。江戸時代から続く名門・石谷家の旧宅だ。
 智頭町は、江戸時代に鳥取県内最大の宿場町として栄えた場所。石谷家の住宅は、この地で最も大規模な建物であった。石谷家は、広く地主・山林経営を行い、石谷伝四郎の代では、政治家として明治二八年から大正十二年まで国政にも携わっていた。
 代々伝わるこの石谷の家を大正八年から十年かけて改築し、大規模な木造家屋に仕立てたのが、現在の「石谷家住宅」である。
 敷地面積は約1万平方m、部屋数は40室、土蔵は7を数える。主屋は武家屋敷風の構え、主屋の庭側座敷は主人居室で書院造り。各座敷からは池泉式庭園が眺められる。様々な様式が調和した豪壮な邸宅は、和風建築の傑作として国の有形文化財および智頭町の文化財に指定されている。
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2007/3/13


金峯神社 Kinpu-jinja Kinpu Shrine

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 金峯神社(きんぷじんじゃ)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある神社である。祭神は、金山毘古命(かなやまひこのみこと)、金山姫神(かなやまひめがみ)とされる。金山毘古命は、吉野山の地主神である。
 吉野の最も奥の奥千本にあり、杉や桜の老樹におおわれて鎮座している、夏でもひんやりとした冷気につつまれている神社である。
 金峰神社脇の小径を下った場所には、義経隠れ塔という義経伝説を持つ塔が建っている。
 金山毘古命は、金鉱の守り神でもある。かつてこのあたりは「御金の岳」と呼ばれて金鉱があると考えらた一帯であり、古い書物には「金峯山はみな黄金なり」などと記されている。
 金峯神社は修験道の道場ともなっており、今でも毎年数百人の修験者が山伏姿で山上ケ岳を目指しているという。
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