因久山焼 Inkyuzan-yaki
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古くは奈良時代から、鳥取県久能寺周辺で始まったとされる「因久山(いんきゅうざん)焼」。江戸時代には、鳥取池田藩の御用釜として愛用された。
「因久山焼」の名は、窯元が置かれていた、久能寺の山号である因久山にちなみ、池田藩からこの名を拝領したという。現在は窯元も芦澤家1軒のみとなっており、320年余の歴史が連綿と受け継がれている。
最大の特徴は、淡い青色と乳白色の流れ模様。地元の土、わら灰などの釉薬(うわぐすり)を使用し、伝統的な素朴な美の中にも、格調高い独特の味わいを生んでいる。御用室の流れを汲んでいるため、華道の花瓶や一輪挿しなどに名器が多い。現在では、湯飲みや徳利など、手ごろな価格のものも多く、多くの人々に愛好されている。
「因久山焼」の名は、窯元が置かれていた、久能寺の山号である因久山にちなみ、池田藩からこの名を拝領したという。現在は窯元も芦澤家1軒のみとなっており、320年余の歴史が連綿と受け継がれている。
最大の特徴は、淡い青色と乳白色の流れ模様。地元の土、わら灰などの釉薬(うわぐすり)を使用し、伝統的な素朴な美の中にも、格調高い独特の味わいを生んでいる。御用室の流れを汲んでいるため、華道の花瓶や一輪挿しなどに名器が多い。現在では、湯飲みや徳利など、手ごろな価格のものも多く、多くの人々に愛好されている。
- 住所
- 680-0400 鳥取県八頭郡八頭町久能寺649(因久山焼窯元)
- 名前
- 因久山焼
- 電話
- 0858-72-0278
- inkyuuzan@if-n.ne.jp
- HP
- http://inkyuuzan.ftw.jp/