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2008/1/8


落合の石畳 Ochiai-no-Ishidatami Stone-paved Road in Ochiai

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 落合の石畳(おちあいのいしだたみ)は岐阜県中津川市落合に残る石畳である。
 江戸時代の五街道、中山道(なかせんどう)の落合十曲峠から馬籠宿にかけては急峻な山道の為、通行が困難であったことから石畳を敷き、整備が行われていた。文久元(1861)年、皇女和宮が降嫁した際改修したとの記録が残る。
 明治時代に入り、一部が工事のために剥がされ、一部は使用されなくなり放置されたため、旧状を留めたのは一部となったが、昭和六三(1988)年に修復工事が行われ、現在の840メートルの道が復元された。
 近隣には中山道の史跡である落合宿の本陣や大釜、島崎藤村の筆による「是より北木曽路」などが残り、古道の記憶を今に伝えている。
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2007/5/11


浦富海岸 Uradome-kaigan Uradome Beach

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 鳥取県の東端に15キロメートルに渡って伸びる浦富(うらどめ)海岸。「山陰の松島」と呼ばれるほどの日本海随一の自然景勝地である。「日本の渚百選」「平成にっぽん観光地百選」にも選ばれている。
 花崗岩が侵食されてできたリアス式海岸は変化に富み、奇岩、洞門、断崖絶壁が点在する。その美しさは島崎藤村が「松島は松島、浦富は浦富」と絶賛したほどである。中でも城原周辺は浦富海岸を代表する景勝地で、海中公園にも指定されている。
 透明度が高く澄みきった海としても有名で、25mの深さまで見通せると言われる。夏には海水浴やシュノーケリングを楽しむ人々で賑わう。
 北に点在する無人の島々「菜種五島」を探勝する遊覧船も人気を集めている。
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菜種五島 Natanegotou 

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 鳥取県の東端に、15キロメートルに渡って伸びる「浦富(うらどめ)」海岸がある。「山陰の松島」と呼ばれる山陰海岸随一の景勝地である。
 日本海岸の強い潮の流れが造り出した起伏の激しい奇岩・洞門、断崖絶壁が続く様は島崎藤村が「松島は松島、浦富は浦富」と絶賛したほどである。
 この浦富海岸の北に、無人の小さな岩の島々「菜種五島」が点在する。春には野生の菜の花が咲き乱れ、その素朴な眺めに心が癒される。
 その昔、沖行く船が難破し、集荷の菜種が島に漂着したため、菜の花の群生ができたとか。
 墨絵のような冬から春へ。その訪れを、黄色の花で告げてくれる島々である。
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2007/4/9


木曾路馬籠宿 Kisoji-magome-juku 

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 木曾路馬籠宿(きそじまごめじゅく)は岐阜県中津川市馬籠に残る宿場町である。
 江戸時代の五街道、中山道の木曽路、木曾十一宿の最南に位置し、美濃路から木曾路へ入る際の最初の宿場にあたる。
 山の尾根に沿った街道であり、急な坂が多く、宿は石垣を積みその上に立てられている。街中には桝形(ますがた)と呼ばれる曲がり角が配置され、戦術上の用地としても築かれたことが伺われる。
 現在も旅籠や石畳が残され、往時の面影を偲ばせる。
 馬籠は、明治から昭和に掛けて活躍した文豪、島崎藤村の生地でもあり、また小説「夜明け前」の舞台でもある。
 宿内には作中に現れた場所やゆかりの家などが点在し、文豪に思いをはせる人も多い。
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