NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/9


五色ケ滝 Goshikiga-taki 

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 五色ヶ滝(ごしきがたき)は、山梨県韮崎市の西方にある滝で、南アルプスの前衛、鳳凰三山を源流とし、小武川に注ぐドンドコ沢にかかる。
 落差が70mほどもある大きな滝で、絶壁から二段になって落ちる段瀑となっている。
 鳳凰三山への登山道の途中にあり、登山者達も休憩がてら立ち寄る場所で、下流には南精進ヶ滝と鳳凰の滝、白糸の滝がある。
 標高2000mを越える高地に位置するにもかかわらず水量は豊富で、豪快ともいえる瀑容を見せてくれる。
 滝壺はないが周囲は傾斜も少なく、開けているため、すぐそばまで近づいていろいろな角度から楽しむことができるのも特徴で、白い岩盤にヴェールをかけるように白瀑が滑り降りていく様を真下から見上げれば、よりいっそうの迫力を味わえるだろう。
 また、秋になれば周辺の木々が色付き、白い滝に五色の名のとおりの様々な色が加わって彩りあふれる瀑容を見せるなど、その時々で様々な魅力を放つ名瀑である。
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2007/8/21


識蘆の滝 Shikiro-no-taki The Shikiro Waterfall

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 識蘆の滝(しきろのたき)は、滋賀県東近江市永源寺高野町にある落差25mの滝である。
 永源寺境内裏手の渓谷にある上段20m下段5mの2段滝で、滝壷に落ちた水は伏流となる。
 室町時代後期、文武両道に優れた武将・小倉実澄が建てた「識蘆庵」が名の由来で、庵主は毎朝この滝の清浄水を汲んで仏前に献じたと言われており、滝の左側には小さな不動明王が祀られている。
 落差もあり、紅葉に映える飛瀑は壮観そのもの。水量豊富な段瀑であるが、なんといっても上段の斜瀑が魅力的である。
 2段の滝がねじれるように落ちているという珍しい形の滝で、エメラルドグリーンに澄み切った滝つぼの美しさと、碧い清流とのコントラストが美しい。
 識蘆の滝は、真夏の暑いさなかにも、一服の涼を楽しめる素晴らしい瀑布である。
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