NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/17

大阪三味線 Osaka-Shamisen Shamisen 

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三味線が琉球から大阪に伝わったのは、1562年。その当時の三味線は、胴と呼ばれる部分に蛇皮を使用していた。大阪に伝わると、形、大きさ、皮、ばちなどに独自の改良を加え、胴の部分も犬、猫の皮が使われるようになる。また製法や生産も、日本の芸事と深く結びついた改良や工夫がなされ伝承されてきた。江戸時代にはそれらが京都へ、そして江戸にのぼり、江戸時代中期に大きく発展し全国で愛されるようになる。
大阪は芸事が大変盛んで、芝居や歌舞伎の他、商人のお稽古事など、身近に用いられた。完成品に長唄や義太夫などの名前が使われているのを見るとその歴史がよくわかる。
製品の材料となる木には紫檀、花梨、紅木等が使われる。
大阪では今でもひとつひとつ手作業で作られ、その風土と生活の中で、伝統的な製造技法が、約400年受け継がれ今日にいたっている。
大阪府の伝統工芸品。

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住所
〒545-0021大阪市阿倍野区阪南町7-8-26 高橋楽器(株)内
名前
関西三弦製造組合六日会
電話
06-6691-3716
HP
http://http://www.kcc.zaq.ne.jp/shamisen/




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日本の美意識。

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