国寿石大子硯 Kokujyuseki-daigo-suzuri Kokuju-seki Daigo Inkstones
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9代藩主徳川斉昭も小久慈硯をこよなく愛し,この硯石が国にとって吉兆であることを願い、小久慈の音訓をとって「国寿硯」と命名した。
独特の黒いつやと石紋は素朴で美しく、手彫りのため同じものは二つとない。
昭和4年、茨城県内各地で行われた特別陸軍大演習の際に、茨城県知事から昭和天皇への献上品となり、翌年東京で開かれた頒布会では著名な書家や文人・財界人の注目を集め、日本名硯の一つに数えられたが、その後しばらく作り手もなく、忘れられた存在になってしまった。
幻の名硯が再び日の目を見るようになったのは、昭和30年代に入り、大子町在住の星野岱石さんが復活させてから。
伝統的技法は国寿石を形成し、たがねで両面をならし、荒彫りには平ノミ、その後に丸ノミ、平ノミで削り込みを行い、仕上げに砥石で磨く。
独特の黒いつやと石紋は素朴で美しく、手彫りのため同じものは二つとない。
昭和4年、茨城県内各地で行われた特別陸軍大演習の際に、茨城県知事から昭和天皇への献上品となり、翌年東京で開かれた頒布会では著名な書家や文人・財界人の注目を集め、日本名硯の一つに数えられたが、その後しばらく作り手もなく、忘れられた存在になってしまった。
幻の名硯が再び日の目を見るようになったのは、昭和30年代に入り、大子町在住の星野岱石さんが復活させてから。
伝統的技法は国寿石を形成し、たがねで両面をならし、荒彫りには平ノミ、その後に丸ノミ、平ノミで削り込みを行い、仕上げに砥石で磨く。
- 住所
- 茨城県久慈郡大子町大子415
- 名前
- 国寿石大子硯 星野岱石
- 電話
- 02957-2-2280