NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/15


大野ヶ原(四国カルスト) Oono-ga-hara(Shikoku-karusuto) 

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 四国の中央、愛媛県と高知県の県境に広がる四国カルストは、山口県の秋芳台、福岡県の平尾台と並ぶ日本三大カルストの一つである。
 カルストとは石灰岩などの水に溶解しやすい岩石が雨水などで容食されて出来た地形のことである。カルスト地形としては最も高い標高1100から1400メートルの地点にあり、ドライブルートが設けられ、長さは25キロほどにも及ぶ。
 大野ヶ原はその中にある美しい高原であり、四国唯一の乳牛が放牧されているのどかな風景を満喫することができる。
 その他、秋には紅葉を、春、夏には山菜取り、また、多くの野鳥観察を楽しむ事も出来るので、毎年、多くの観光客が訪れる。
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2007/5/23


山口 秋吉台 Yamaguchi Akiyoshidai 

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 「秋吉台(あきよしだい)」は、山口県美祢郡の美東町と秋芳町にわたって広がる日本最大のカルスト台地である。
 面積は約130平方キロメートル。厚東川より東部は、1955年に秋吉台国定公園に指定された。
 この地は遥か昔、遠い海でサンゴ礁として誕生し、それから約3億5千万年経って、ドリーネや鍾乳洞が発達した石灰岩の台地、カルスト台地となった。石灰岩の中にはサンゴやウミユリなどの、地球と秋吉台の長い歴史を示す化石を見ることが出来る。
 地下には秋芳洞、大正洞、景清洞など、450を超える鍾乳洞がある。
 また、東部一帯は広大な草原地となっており、草原を維持するために、毎年2月下旬に大規模な山焼きが行われている。
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2007/5/8


四国カルスト Shikokukarusuto Shikoku Karst

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 愛媛県と高知県との県境にある標高、約1400m、東西に約25kmに広がるカルスト台地。
 日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)のひとつで、最も高い標高からは石鎚山などの周辺の山々が一望できる。
 西から大野ヶ原、五段高原、姫鶴平、天狗高原(標高1485m)までの、なだらかな山肌には、夏は草に覆われた緑のじゅうたん、秋はススキが一面に広がり、一年を通して四季を楽しむことができる。
 乳牛の放牧地帯としても有名で、多くの牛が放牧され、カルスト特有の風景をさらに牧歌的にし、多くの人々が訪れる観光地となっている。
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2007/4/9


秋吉台山焼き Akiyoshidai-yamayaki 

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 秋吉台山焼きは、山口県美祢郡秋吉台で行われる、日本最大の野焼きである。
 毎年2月第3日曜日に行われる、室町時代から続くとされる伝統の行事。
 約1500ヘクタールのカルスト大地である、秋吉台の四方から火を放つ。
 野焼きを行うことにより、冬場の枯れ草を無くし、春の草花の形成を促進する。事前に周囲17キロ、幅5メートルにもなる防火帯を作成してから行い、安全面には十分に注意が払われている。
 山頂部分の一部は燃やさずに残し、3月初頭に行われる「秋吉台野火の祭典」で、夜間の野焼きが行われる。
 春の恵みを受けるための伝統の行事として、現在も受け継がれている。
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2007/4/5


四万十川 Shimanto-gawa Shimanto-gawa River

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 四国で最も長い川。
 標高1336メートルの不入山(いらずやま)の東斜面に源を発し、主な支流だけで35、支流の総数318。四国西南地域を大きく蛇行しながら、落差のない流れとなって、四万十市下田で太平洋に注ぐ。
 源流域には、津野町の北部や、梼原町などが含まれ、四国カルストや天狗高原、四万十源流の森、四万十源流の家など、四季折々の大自然と景勝にめぐまれた観光ポイントがある。また下流域には、観光屋形船やトンボ自然公園、佐田の沈下橋などの見どころがある。
 その豊富な自然は、たくさんの水生生物を育み、、それに関わる珍しい漁法なども現存している。
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2007/1/25


井倉峡 Ikurakyo Ikura Valley

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 「カルスト地形」(石灰岩地域に長年、雨水等が浸食してできる)の阿哲台地を高梁川がV字に挟み形成されている「井倉峡」。美しくダイナミックな峡谷だ。岡山県の天然記念物に指定されている。
 日本三大鍾乳洞のひとつで岡山県指定天然記念物でもある鍾乳洞、「井倉洞」は、全長1200メートル、高さ240メートルの石灰岩の絶壁に入り口がある。洞内の3つの滝をはじめ、何億年もかかって自然の営みが創り上げた地球の息吹を体感できる。
 ここ井倉峡は、奇岩幽谷を高瀬舟で行き来した昔より人々を惹きつけてやまず、昭和4年にこの地を訪れた与謝野晶子は「切ぎしは ひところすぐに天そそり もみじも身をうばすくしてよる」と詠んだとか。
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