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2008/2/18


西郷隆盛宿陣跡資料館 Saigou-Takamori-Syukujin-ato-siryoukan 

Jp

 西郷隆盛宿陣跡資料館(さいごうたかもりしゅくじんあとしりょうかん)は宮崎県延岡市北川町長井にある。資料館そのものは旧・児玉熊四郎宅である。
 西南の役の最後の戦いとなった延岡・和田越の戦で敗れた西郷隆盛は、この場所に三日間宿陣した後、可愛岳突破を試み、鹿児島へと敗走していった。
 現在、西郷隆盛が愛用した硯・船型枕などの多くの遺品が残されている。
 西郷はここで解散布告を出し、最後の軍議を重ねている。
 資料館には、西郷隆盛を中心とする軍議の様子が、リアリティある人形たちで再現されている。
 昭和八(1912)年には史跡として県指定を受けた。
 北川町内には、激戦地跡や宿陣の跡、野戦病院跡など多くの史跡が残されている。
 
 
 
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2007/12/14


龍門司坂 Tatsumonji-zaka 

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 龍門司坂(たつもんじざか)は、薩摩の旧街道として知られる大口筋の一部で、全長が一、五キロメートルの坂道である。現在は約五百メートルが当時の石敷きで残されており、近世の交通を考える上で重要な道として考えられ、平成一八(2007)年に国の指定文化財となった。
 この坂道は寛永一二(1635)年に造られ、その後、元文六(1741)年には地元で採れる凝灰岩を利用して付近の山より切り出し、石畳を敷き詰め整備された。幅は広いところで七メートルほどあり、割合と広く感じられる。
 明治一〇(1877)年には、熊本へ向かう西郷隆盛率いる薩摩軍もこの坂を通ったといい、付近の人々が太鼓や三味線で送り出したといわれている。
 杉木立の中にある苔むした石畳にはたいへん風情があり、情緒たっぷりの坂道であることから、歴史の道百選にも選ばれている。
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