NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2007/7/30


大倉の役人田植踊 Ookura-no-yakunin-taue-odori Yakunin Taue Odori in Okura

Jp En

 大倉の役人田植踊(おおくらのやくにんたうえおどり)は、宮城県仙台市青葉区大倉で、旧暦7月6日に行われる定義如来の夏祭りにて踊られる踊りである。県指定民俗文化財民俗芸能とされる。
 天保三(1833)年、京都生まれの源宗という法印が、大倉の人々に京の踊りを伝えたのが始まりと言われている。
 役人とは、鬼人と呼ばれる弥十郎が、田の神の役を務める意味と伝えられる。
 弥十郎の長である鬼人が、頭に日月の引立烏帽子をかぶり、背に神武天皇と書かれた陣羽織を着て田植踊りを踊る。
 踊りには、讃め言葉や返し言葉があり、鬼人が唄える口上や早乙女の歌・舞振りにこの田植踊の特徴があるとされる。
 大倉の役人田植踊は、地域社会の中で伝承されてきた、伝統ある民俗芸能である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/7/12


朽木渓 Kutsuki-kei Kutsuki Valley

Jp En

 朽木渓(くつきけい)は、滋賀県高島市朽木にある景勝地である。別に、朽木渓谷、近江耶馬渓とも呼ばれる。
 残された雄大な自然美を一身に体現したようなこの渓谷は、高岩橋から荒川橋までの約3kmの間を言い、奇岩怪石群と清冽な流れが朽木随一の秀景を作り出している場所である。
 丹波山地と比良山地との間にある花折断層によってV字渓谷が形成され、そこを流れる安曇川は、春、夏には釣り人で賑わう。
 安曇川が朽木村の北で大きく蛇行して東へ流れるあたりが朽木渓で、とくに紅葉の時期には村全体が美しく色づく。
 日本海の魚介類を京の都に運び込むいにしえの道筋として、安曇川に沿った朽木渓は鯖街道とも呼ばれている。
 朽木渓は、厳しい自然を今に残す、名勝地である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter