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龍光寺(りゅうこうじ)は、愛媛県宇和島市三間町戸雁にある真言宗御室派の寺である。本尊は、十一面観世音菩薩。四国八十八ヵ所霊場第41番札所となっている。山号を稲荷山護国院と言い「三間のおいなりさん」と呼ばれて親しまれてきた。
大同二(807)年、弘法大師空海が三間平野で出会った稲を背負った白髪の老人が、五穀豊穣を司る神の化身と考え、稲荷大明神像を刻んで本尊としたのが開基である。明治初期に本堂を稲荷神社として、一段下に寺の本堂が建てられ、寺の本尊は十一面観世音菩薩となった。今でも、境内には本堂と稲荷神社が併存し、神仏混淆時代の名残りを色濃く残している。
大同二(807)年、弘法大師空海が三間平野で出会った稲を背負った白髪の老人が、五穀豊穣を司る神の化身と考え、稲荷大明神像を刻んで本尊としたのが開基である。明治初期に本堂を稲荷神社として、一段下に寺の本堂が建てられ、寺の本尊は十一面観世音菩薩となった。今でも、境内には本堂と稲荷神社が併存し、神仏混淆時代の名残りを色濃く残している。
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