天寧寺 三重塔 Tennaei-ji Sanjuu-no-tou
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尾道水道を見下ろす小高い山の斜面に、民家に囲まれて天寧寺(てんねいじ)がある。貞治六(1367)年に室町幕府第二代将軍足利義詮(あしかがよしあきら)の寄進で建立し、歴代の足利氏の庇護を受け大伽藍を誇っていたが、その後、大部分が焼失してしまった。
本堂の裏手には三重塔があり、坂というよりは石段に近い路地を登って行く。嘉慶二(1388)年の建立で高さ25m、本瓦葺。一般的な三重塔に比べると上から押し潰されたように見え、全体的に太く違和感を覚える。これは、もともと五重塔だったものを、江戸時代初期に傷みが激しかった四層と五層を撤去し、三重塔に改築したからである。初層内部に四天柱と来迎壁を持つ。正式名称は「海雲塔(かいうんとう)」。
寺は牡丹の名所としても知られ、近くには千光寺山ロープウェイが通る。
本堂の裏手には三重塔があり、坂というよりは石段に近い路地を登って行く。嘉慶二(1388)年の建立で高さ25m、本瓦葺。一般的な三重塔に比べると上から押し潰されたように見え、全体的に太く違和感を覚える。これは、もともと五重塔だったものを、江戸時代初期に傷みが激しかった四層と五層を撤去し、三重塔に改築したからである。初層内部に四天柱と来迎壁を持つ。正式名称は「海雲塔(かいうんとう)」。
寺は牡丹の名所としても知られ、近くには千光寺山ロープウェイが通る。
- 住所
- 722-0033 広島県尾道市東土堂町17-29
- 名前
- 天寧寺
- 電話
- 0848-22-2078