大鹿滝（おおがたき）は、鳥取県若桜町にある扇ノ山に源を発する諸鹿渓谷ある滝。
　山道を１５分ほど下ると、巨大な岩盤から流れ落ちる糸のような直瀑が現れる。高さ２５ｍの高さから一気に滝壺へ落下する様は圧巻だ。その姿はまるで１本の白い糸のようである。
　この滝は、裏見の滝で、前からだけでなく裏側からも見ることができ、一見の価値が充分ある。秋には岩の上の紅葉と滝の白い飛沫の調和が美しく、山中の静けさと相まって静謐な秋を感じられる。
　この付近にはこのほかにもいくつか大小の滝があり、「諸鹿七滝」と呼ばれている。