NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/13


渋川問屋 Shibukawa-tonya The Shibukawa Merchant House

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 渋川問屋は明治時代、会津一の海産物問屋の店舗や屋敷、商品蔵などそっくり利用した宿泊施設。
 明治から昭和にかけて、海産物を扱う大店だった渋川問屋。塵ひとつない床は、黒光りする程磨き込まれている。客を迎えるため、心地良い空間を常に維持し続ける、その行為に大店の心意気を感じる。
 離れには「憂国の間」と名付けられた、現在の社長の叔父にあたる渋川善助が少年時代を過ごした部屋がある。
 創業明治初年。最盛期には渋川家の人間だけでなく、50余人の使用人がこの屋敷に暮らしていたという。
 周辺には阿弥陀寺等の見どころが多く有り、明治・大正時代に繁栄した街並みが散策でき、大正ロマンあふれる雰囲気が楽しめる。
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2007/2/8


関崎 Seki-zaki 

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 四国の佐田岬と約14キロしか離れていない、四国といちばん近い九州の岬、関崎。大分県大分市に所在する。
 鳴門海峡、関門海峡とならび称される流れの速い海峡、豊予海峡の流れで育った関アジ、関サバは身が引き締まり特別美味しいと言われ、全国的にも有名なブランド魚だ。関崎にはこの捕れたての関アジ、関サバを供してくれる魚料理店がある。
 そのほか、関崎では白い灯台や豊後水道に浮かぶ島々、対岸の四国佐田岬や山並みが一望できる。この地の展望を楽しむなら、展望・天文台施設「関崎海星館」がおすすめだ。口径60センチの天体望遠鏡を備えており、昼間は太陽の紅炎であるプロミネンスを見ることができるほか、「せとうち風景30選」に選ばれた美しい海の景色を堪能できる。
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2007/1/25


日生の海 Hinase-no-umi The Sea of Hinase

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 岡山県日生(ひなせ)町は、魚が美味しく釣りもできる、海の恵み豊かな土地として関西近辺の人々にお馴染みの海の町。
 日生の港の一番の名産は牡蠣。岡山県は牡蠣の養殖で宮城、広島に次いで生産量第三位なのだそう。日生町漁協の魚市場「五味の市」では、早朝に水揚げされた魚が市価より格安で手に入る。どれも獲れたての新鮮さで、町の人はもちろん観光客にも大人気。特に牡蠣は大きくて甘いと評判、その場で焼いて食べることもできる。
 日生の港に揚がる魚種が豊富なことから付けられたという「五味の市」の名前の通り、ここではほかにも様々な魚が手に入る。エビ、石ガニ、シャコ、イイダコ、キス、数え切れないほどの種類の海の幸を楽しめる。朝9時頃から市が立つが、売り切れたら店じまいなので早めに足を運びたい。
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2007/1/24


舳倉島・海女 Hegurashima・Ama Hegura Island and the Ama

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 能登半島の北の海上、約四八キロメートル先にある、絶海の孤島。激しい荒波を受けてその海岸は複雑な入り江や絶壁を持つ。標高約十三メートル。周囲は約五キロメートル。歩いて約一時間ほどの小さな島である。
 かつては夏の漁が行われる時期だけ、対岸の輪島から漁民が移住していたが、今は定住者も増えている。
 海流や地形の関係で、古来から絶好の漁場であり、特に海女による漁は万葉集にも謡われている。
 今もその様子は変わりなく、夏、磯において、たくさんの海女が海に潜る姿を見ることができる。実は、漁業のほとんどが海女によるもので、アワビ、テングサ、ワカメ、サザエが主な獲物である。
 また、日本と大陸を往復する渡り鳥にとってはよい休憩所となり、日本ではここでしか見ることができない鳥も多い。バードウォッチングの日本有数の名所。
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