因幡の傘踊り Inabanokasaodori
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鳥取県を代表する民俗芸能に、「因幡の傘踊り」がある。230年以上も歴史のある由緒ある祭りだ。
江戸時代の終わり、因幡地方はひどい日照りが続き、作物は今にも枯れそうだった。これを見かねた吾郎作という老人が編み笠を持って三日三晩踊り続けた。これが天に届き、大雨が降り、村は飢饉を逃れることができたとか。しかし、老人は過労がたたって帰らぬ人となってしまった。これを悲しんだ村人たちが吾郎作翁の霊を慰めようと、彼の踊りを真似たのが発祥とされる。
因幡の傘踊りは、百個もの小鈴を付け、赤、白、青、金、銀と美しく彩った傘を使い、揃いの浴衣を身にまとった踊り手たちが勇壮に舞うもの。唄に合わせて傘を回転させ、テンポよく振り回す激しい踊りだ。
今年も、8月の祭りの夜には、約4000人もの踊り子たちが凛々しく舞う姿が見られることだろう。
江戸時代の終わり、因幡地方はひどい日照りが続き、作物は今にも枯れそうだった。これを見かねた吾郎作という老人が編み笠を持って三日三晩踊り続けた。これが天に届き、大雨が降り、村は飢饉を逃れることができたとか。しかし、老人は過労がたたって帰らぬ人となってしまった。これを悲しんだ村人たちが吾郎作翁の霊を慰めようと、彼の踊りを真似たのが発祥とされる。
因幡の傘踊りは、百個もの小鈴を付け、赤、白、青、金、銀と美しく彩った傘を使い、揃いの浴衣を身にまとった踊り手たちが勇壮に舞うもの。唄に合わせて傘を回転させ、テンポよく振り回す激しい踊りだ。
今年も、8月の祭りの夜には、約4000人もの踊り子たちが凛々しく舞う姿が見られることだろう。
- 住所
- 鳥取県鳥取市国府町
- 名前
- 因幡の傘踊り