山中漆器 Yamanaka-shikki Yamanaka Lacquer Ware
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四百年の歴史を持つ山中漆器。石川県加賀市に今でも連綿と受け継がれている伝統工芸品だ。
安土桃山時代の天正年間(1570〜1592年)。越前から木地師が移住してきて、轆轤(ろくろ)挽き物の技術を伝えたのがはじまりとされる。現在では、江戸期に導入された「塗り」や「蒔絵」の技術を取り入れ、茶道具を中心とした塗り物の産地として有名だ。
山中漆器の最大の特徴は、白木地を、鉋(かんな)で回転させながらくり抜く轆轤(ろくろ)挽き製法。お椀や茶托などの丸い茶器の製造を得意とする。そのほか、材質・木目を活かした「加飾挽き」も特徴のひとつ。
絵付けを行わない「轆轤(ろくろ)挽き物木地」は、器の形そのものが意匠である。そこには1点のゆがみも許されない。山中漆器には、見た目の素朴さからは想像もつかないほどの、木地師の技が隠されている。
安土桃山時代の天正年間(1570〜1592年)。越前から木地師が移住してきて、轆轤(ろくろ)挽き物の技術を伝えたのがはじまりとされる。現在では、江戸期に導入された「塗り」や「蒔絵」の技術を取り入れ、茶道具を中心とした塗り物の産地として有名だ。
山中漆器の最大の特徴は、白木地を、鉋(かんな)で回転させながらくり抜く轆轤(ろくろ)挽き製法。お椀や茶托などの丸い茶器の製造を得意とする。そのほか、材質・木目を活かした「加飾挽き」も特徴のひとつ。
絵付けを行わない「轆轤(ろくろ)挽き物木地」は、器の形そのものが意匠である。そこには1点のゆがみも許されない。山中漆器には、見た目の素朴さからは想像もつかないほどの、木地師の技が隠されている。
- 住所
- 922-0136
- 名前
- 山中漆器