NIPPON Kichi - 日本吉

2007/11/8

置賜紬 Oitamatsumugi 

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 置賜紬(おいたまつむぎ)は、山形県米沢市、長井市、西置賜郡白鷹町に伝わる伝統民芸品である。国の伝統工芸品に指定されている。
 置賜紬の始まりは、8世紀初めに養蚕の発達とともに興った。江戸時代初めに領主・上杉景勝が奨励して体制が整い、江戸時代中期、米沢藩中興の祖・上杉鷹山が殖産興業の一環として奨励した事によって本格的に発達した。
 置賜紬は米沢市の米沢草木染、長井市の長井紬、白鷹町の白鷹紬などの地区で生産されている織物全ての総称で、いずれも糸を先に染めてから織る先染めの平織(ひらおり)が特徴とされる。
 現在では紅花を代表とする草木染め、自然の材料を用いたぜんまい織やしな布など多様な織物が生産されており、手作りの味と少量生産を旨とし、普段は店頭では販売されていない。
 置賜紬は、長い歴史を誇る伝統の染め織物である。

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住所
992-0012 山形県米沢市金池
名前
置賜紬伝統織物協同組合連合会
電話
0238-22-4842




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