長福寺 三重塔 Choufuku-ji Sanjuu-no-tou
|
ひなびた集落の中に朱色の優美な姿が際立つ。真木山を背景に建つその塔は、遠くからでも三層からなっていることがよく分かる。国の重要文化財に指定されている、長福寺(ちょうふくじ)三重塔だ。
長福寺は、奈良時代の天平宝治元(757)年、孝謙天皇の勅願により鑑真和上が開基したと伝えられる。弘安八(1285)年に天台宗の円源上人が中興し、明徳年間(1350年頃)に真言宗の寺院となった。元来は真木山の山頂に建ち、全盛期の鎌倉時代には六十五坊、江戸時代初期にも四十坊を数える巨刹だったが、度重なる火災で衰え、昭和三(1928)年に三重塔を残して現在地に移され、塔も昭和二六(1951)年に解体修理をして現在地に移された。
三重塔は鎌倉時代中期の弘安八(1285)年の建立で、岡山県下最古の木造建築。高さ約22mの均整がとれた塔は、鎌倉建築の特色を示している。
長福寺は、奈良時代の天平宝治元(757)年、孝謙天皇の勅願により鑑真和上が開基したと伝えられる。弘安八(1285)年に天台宗の円源上人が中興し、明徳年間(1350年頃)に真言宗の寺院となった。元来は真木山の山頂に建ち、全盛期の鎌倉時代には六十五坊、江戸時代初期にも四十坊を数える巨刹だったが、度重なる火災で衰え、昭和三(1928)年に三重塔を残して現在地に移され、塔も昭和二六(1951)年に解体修理をして現在地に移された。
三重塔は鎌倉時代中期の弘安八(1285)年の建立で、岡山県下最古の木造建築。高さ約22mの均整がとれた塔は、鎌倉建築の特色を示している。
- 住所
- 701-2602 岡山県美作市真神414
- 名前
- 長福寺
- 電話
- 0868-74-2026