NIPPON Kichi - 日本吉

記事数23件: 1~8 件表示     >>     >|  

2008/3/31


トカゲ岩 Tokage-iwa Tokage-iwa (Lizard Rock)

Jp En

 島根県沖に浮かぶ隠岐の島。隠岐島後(どうご)の東部、標高563mの鷲ヶ峰(わしがみね)の北西1kmの場所に「トカゲ岩」がある。まさにその名の通り、トカゲの形をした岩が、崖をよじ登るようにして張り付いている。中谷林道終点の駐車場から「自然回帰の森」遊歩道に入り、50m進んだ地点からトカゲ岩を展望することができる。そこからさらに100m進めば、東屋(あずまや)と並んで展望台があり、説明板も設置されている。
 トカゲ岩は、岩山の岩質の異なる部分が長年の雨風によって浸食され、全長約30mにわたり浮き上がって取り残された奇岩で、学術的にも貴重なものである。前足は数年前の地震で落ちたという。これからも時の経過と共に、姿形を変えて行くに違いない。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/1/15


雉(キジ) Kiji 

Jp

 雉(きじ)は日本の国鳥である。
 雄は長い尾を持ち、体は全体的に深緑色をしており、目の周りには赤い肉腫がある。きれいな緑と赤のコントラストがとても美しい鳥である。走るのは速いが、飛ぶのが苦手ともいわれている。
 紙幣のモチーフに選ばれたり、桃太郎などの昔話に登場したり、ことわざや慣用句にも多く登場する。また、白い雉は吉祥として古来より大切にされ、飛鳥時代の650年には、長門国(山口県の西)より白雉が献上され、「白雉」と改元された。
 「朝キジが鳴けば雨、地震が近づけば大声で鳴く」という予知能力なども、昔からの言い伝えとして今も残され、古事記には、雉を「きざし」と呼んでいる箇所がある。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/10/15


満濃池 Mannou-ike Manno-ike Pond

Jp En

 満濃池(まんのういけ)は香川県仲多度郡満濃町にある、日本最大の灌漑用のため池である。別名・満濃太郎とも呼ばれており、貯水量1540万トンの大きさを誇っている。
 大宝年間(701~704)、讃岐の国守であった道守朝臣(みちもりあそん)の創築と伝えられている。しかしその後池は決壊、長い年月の間放置されたままであったが、弘仁一ニ(821)年に空海がわずか三ケ月たらずで修復拡大した。その労力もむなしく、満濃池はその後も決壊を繰り返した。
 寛永ニ(1625)年に生駒讃岐守は、家臣であり土木工事の名人である西嶋八兵衛に修復を命じた。八兵衛は期待に応え、寛永八(1631)年に完成させたが、その後も大地震などで池は数回に渡り決壊、その都度、多くの人々の努力によって修復されてきた。
 現在の満濃池は昭和三四(1942)年に完成したものである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/10/5


大島 シュードタキライト Ooshima shudo-takiraito 

Jp

 シュードタキライトは、断層が高速で動いた時に両側の岩石が摩擦熱によって溶け、それが急激に冷えて固まってできる黒色ガラス質の岩である。古い時代に地震を発生させた震源断層そのものであり、「地震の化石」と呼ばれる。
 大島(おおしま)は、八幡浜市(やわたはまし)沖合の宇和海に浮かぶ5つの島からなる。大島本島の南端部に、約500mにわたって分布する大島変成岩の最下部には、シュードタキライトが発達している。これを含む断層帯は3帯あり、それぞれ幅2~3m、長さ10~50mで国内最大級。今から5~6千万年前の、当時の中央構造線の活動に伴って形成されたと考えられている。
 大島のシュードタキライトは、1995年に発見された。規模が大きく学術的にも非常に価値の高いものであることから、市の天然記念物に指定されている。八幡浜市図書館の入り口には、シュードタキライトが展示されている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/10/4


大瀬神社 Ose-jinja Ose Shrine

Jp En

 大瀬神社(おせじんじゃ)は、静岡県沼津市西浦江梨にある神社である。祭神は、引手力命(ひきたぢからのみこと)。
 引手力命神社というのが正式な名前で、大瀬神社は別称であり、他に大瀬明神とも称される。
 創建時期は不明であるが、白鳳一三(684)年の大地震に伴って海底が突然隆起して琵琶島が出現したため、同時期の地震で多くの土地が海没した土佐から、神が土地を引いてきたのだ、と考えた人々が引手力命を祀ったのが最初、とも言われている。
 境内にある神池は、海から間近の所にあるにもかかわらず淡水の池であり、伊豆七不思議の一つに数えられている。
 駿河湾漁民の信仰の象徴で、海の守護神として知られており、古くから漁民の描いた絵馬や漁船模型が多数奉納されている。これらの奉納物は、歴史的にも貴重とされ、県の有形民俗文化財に指定されている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します