NIPPON Kichi - 日本吉

2008/4/8

朝顔のかんざし Asagao-no-kanzashi 

Jp


 縄文時代頃にはすでに存在し、江戸時代にその文化が花開いた簪(かんざし)。
 時代の変化やそこから生み出された様々な髪形に合わせ、簪もまた多種多様に作られ、女性の髪を美しく飾ってきた。
 「朝顔のかんざし」は、現代になって再び注目されつつある簪の中でも平打簪と呼ばれる種類のものである。
 素材にはシルバー925が用いられ、それを丹念に磨き上げることでシルバーが持つ独特の艶と光沢を放っている。
 飾り部分には美しい意匠とアールヌーボー調の造形の朝顔が再現されており、細いツルや葉脈が彫り込まれた葉などにその作り込みの深さを見て取ることができる。
 清楚な朝顔が、陰影あるシルバーと相まって上品に仕上がっており、和装はもちろん、様々な装いで髪を美しく飾ってくれるだろう。
 優れたデザインと卓越した彫刻表現によって生み出されたその簪は、現代でもなお色あせることのない魅力を放っている。

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