津軽塗 Tsugaru-nuri Tsugaru Lacquer Ware
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津軽塗の特徴は、三百年以上も変わることなく受け継がれてきた伝統技術にあり、なかでも表面を飾る意匠にある。「変わり塗(ぬり)」あるいは「鞘塗(さやぬり)」と言われる技法によって塗られている。
江戸時代、刀の鞘を美しく飾るための塗りとして開発され、その技法の数が多く、また変化に富んでいたため、伝統的技法と区別し「変わり塗」と呼ぶようになったとされている。
津軽塗で使用される材料は、主に漆の木から採出した漆液だ。これをそれぞれの用途や技法に応じて精製や調合を施して使用していく。48もの工程は妥協を許さない。漆を数十回塗り重ね、砥石で平坦に削り、さらに塗ってはまた砥石で研ぎ出していくという。この繰り返しを数ヶ月繰り返した後、はじめて、「津軽塗」を名乗ることが許されるのである。
江戸時代、刀の鞘を美しく飾るための塗りとして開発され、その技法の数が多く、また変化に富んでいたため、伝統的技法と区別し「変わり塗」と呼ぶようになったとされている。
津軽塗で使用される材料は、主に漆の木から採出した漆液だ。これをそれぞれの用途や技法に応じて精製や調合を施して使用していく。48もの工程は妥協を許さない。漆を数十回塗り重ね、砥石で平坦に削り、さらに塗ってはまた砥石で研ぎ出していくという。この繰り返しを数ヶ月繰り返した後、はじめて、「津軽塗」を名乗ることが許されるのである。
- 住所
- 青森県弘前市
- 連絡先
- 青森県漆器協同組合連合会
- 電話
- 0172-35-3629
- ao-sikkirengou@luck.ocn.ne.jp
- HP
- http://www11.ocn.ne.jp/~sikkiren/