城上神社の鳴き龍 Kigami-jinjano-nakiryu Roaring Dragon at Kigami Shrine
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島根県大田市の城上神社は、江戸時代後期の文化九(1812)年に建造された。延喜式内の古刹で、代々の領主の信仰を集めていた。江戸本所の亀井戸天満宮に倣い、重層式入母屋造瓦葺屋根である。
拝殿の格子天上には、文化十五(1818)年、三瓶の絵師、梶谷円隣斉によって描かれた「鳴き龍」といわれる極彩色の龍がある。その下で手を叩くと共振によって「リーン、リーン」と竜の鳴き声のように音が響くことから、鳴き龍の天井と言われている。ほかに何も音のしない静寂な拝殿でかしわ手を打ち共鳴する音を聴くと、大変心が洗われるという。
拝殿の格子天上には、文化十五(1818)年、三瓶の絵師、梶谷円隣斉によって描かれた「鳴き龍」といわれる極彩色の龍がある。その下で手を叩くと共振によって「リーン、リーン」と竜の鳴き声のように音が響くことから、鳴き龍の天井と言われている。ほかに何も音のしない静寂な拝殿でかしわ手を打ち共鳴する音を聴くと、大変心が洗われるという。
- 住所
- 694-0000 島根県大田市大森町宮ノ前
- 名前
- 城上神社の鳴き龍