NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/12


八甲田山 Hakkouda-san 

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 八甲田山(はっこうださん)は、青森県の中央部、奥羽山脈の北にある北八甲田連峰と南八甲田連峰の総称である。那須火山帯に属し、最高峰は北八甲田連峰にある高さ1584メートルの八甲大岳で、日本百名山のひとつに数えられる。
 八甲田連峰はどれも美しい円すい型で、ゆるやかな袖を伸ばしている。多くの川が流れ込んでおり、奥入瀬川(おいらせがわ)や七戸川(しちのへがわ)が東へ、荒川(あらかわ)や駒込川(こまごめがわ)が北へ、そして浅瀬石川(あせいしがわ)が西へ流れている。
 山麓から中腹まではブナ林になっており、中腹から上は針葉樹であるアオモリトドマツなどが広がる。いたるところに湿原ががあり、湿原植物が多くみられるのも特徴である。また、冬の八甲田の樹氷は規模が大きく、1月から3月にかけて樹氷の間を滑りぬける山岳スキーは、日本一の美しさを誇るといわれる。
 田茂萢岳(たもやちだけ)には八甲田山ロープウェーがかかり、山麓駅から山頂駅まで、約650メートルを10分程で結んでいる。
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2007/10/26


イワオヌプリ Iwaonupuri Mt. Iwaonupuri

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 北海道ニセコアンヌプリ火山群
のひとつ、イワオヌプリ(硫黄山)。標高1116mと低い山ながら、山頂からの絶景が評判を呼び、手軽な登山ができる山としてハイカーたちに人気だ。
 山頂まではわずか1時間と、登山では初級者向けの山である。登山開始直後の上り坂がややきついが、登りきると平坦な道が続く。途中、名もない沼やコケモモなどの植物があり、自然の息吹を感じながら歩くことができる。30分ほどで視界が開け、山頂が見えてくる。山頂からは、360度の展望が開け、目の前にアンヌプリが鎮座、その左側には倶知安の田園風景、ワイススキー場、ニセコ大沼と、晴れやかな光景が眼下に広がる。
 イワオヌプリは紅葉の季節が美しい。燃えるような赤と鮮やかな黄色が織り成す眺めは錦絵のようだ。また、冬にはスキートレッキングのメッカとして、上級スキーヤーたちが大勢訪れる。
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2007/1/16


蔵王 樹氷 Zaou Jyuhyou Zao Ice Trees

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 山形県山形市蔵王温泉で冬の季節に見られる樹氷。
 奥羽山脈のなだらかな丘一面は真っ白なキャンパスになり、スキー客が滑り降りるわずかなゲレンデのすきまを残し、周囲は人の倍ほどの高さがある、「えびのしっぽ」をいくつも並べ立てたような「樹氷」で覆い尽くされる。
 樹氷は世界中、日本のこの山脈一帯にしか見られない。
 樹氷ができるのには、いくつかの「気象条件」が必要とされる。
 松などの常緑の針葉樹が存在する場所、雲粒が、枝や葉にぶつかって凍っていく「着氷」と呼ばれる段階で、季節風が常に強風と低温で、一定方向から運ばれてくること、積雪が多すぎず、少なすぎないなどの条件である。
 1月下旬から2月下旬にかけて、夜間にライトアップされた姿は、幻想的である。
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