NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/12


喜光寺 Kikou-ji 

Jp

 奈良県奈良市にある喜光寺は、715年、天明天皇の勅願のより建てられたとされている。当時は菅原道真の誕生の地であったため、菅原寺と呼ばれていたが、聖武天皇が参拝した際に、本尊で不思議な光を見たとされ、善光寺に改められたといわれる。
 本堂(重要文化財)は、室町時代に再建されたもので、単層裳階付き建物と呼ばれ、東大寺の大仏殿の10分の1にに建てられたといわれ、「試みの大仏殿」などと呼ばれている。
 参道や本堂の周りに200鉢余りの花蓮が並んでいる。大賀蓮、天竺斑蓮など、紅白様々な種類の蓮が咲き誇る。
 江戸時代に造られた47体の石仏群が、蓮に囲まれ穏やかな顔で並ぶ。
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2007/1/18


胎毛筆 Taimou-hude Taimo Brushes

Jp En

 「胎毛筆」(たいもうふで)は「赤ちゃん筆」とも言われ、昔から一度も散髪していない毛先のある頭髪(産毛)を、一生に一度しか取れない事から、筆に加工し頭脳明晰、達筆、健やかな成長を祈願し「生涯のお守り」として、また「一生の宝物」として作られ、誕生記念にしていた。
 最近では、へその緒の代わりに成人式や結婚式の時に贈られるケースも増えていて、親から子への愛情が込められた、世界でたった一つの思い出の品として作られている。
 筆は、書道用品店や床屋が仲介したり、筆屋に直接頼んで作ってもらえる。
 製作に必要な毛量は5〜6センチの長さで、大人の小指くらいの太さがあれば立派な筆になり、クセ毛でも「火のし」という工程でクセを取るので大丈夫。
 グローバルな意味で考えると、茶色はもちろんの事、金色の筆というのも出来るんだなぁと思う。
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