宮城 加美町 鹿島神社 Miyagi Kami-machi Kashima-jinja Kashima Shrine in Kami Town, Miyagi Prefecture
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鹿島神社(かしまじんじゃ)は宮城県加美郡加美町にある神社で、創建は782年頃とされている。征夷大将軍であり蝦夷を平定した坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の勧請と伝えられる。
神社の境内には「おものめ様」が奉られており一つの伝説が残されている。
昔々、加美町に住んでいた娘が大蛇の化身である美しい男性に恋をし、若者の子を身ごもった。娘の家に住みついていた年老いたガマが娘を気の毒に思い、男性が大蛇の化身である事を知らせたが、娘は信じなかった。ガマは「今度男性が尋ねてきたら、彼の着物の裾に、長く糸をたらした針を通しなさい。」と目印をつけるよう娘に忠告した。するとその後男性は訪れなくなり、悲しんだ娘は森に入りその糸をたぐると、その先には男性の化身と見られる、息絶えた大蛇を見つけた。娘はたいそう悲しみ、せめて世の中の男女が幸せになるように縁結びの神として奉仕したいと言い残し、近くの沼に身を投じてしまったという。
村人はこれを哀れんで供養し「おものめ様」を奉っているという。
神社の境内には「おものめ様」が奉られており一つの伝説が残されている。
昔々、加美町に住んでいた娘が大蛇の化身である美しい男性に恋をし、若者の子を身ごもった。娘の家に住みついていた年老いたガマが娘を気の毒に思い、男性が大蛇の化身である事を知らせたが、娘は信じなかった。ガマは「今度男性が尋ねてきたら、彼の着物の裾に、長く糸をたらした針を通しなさい。」と目印をつけるよう娘に忠告した。するとその後男性は訪れなくなり、悲しんだ娘は森に入りその糸をたぐると、その先には男性の化身と見られる、息絶えた大蛇を見つけた。娘はたいそう悲しみ、せめて世の中の男女が幸せになるように縁結びの神として奉仕したいと言い残し、近くの沼に身を投じてしまったという。
村人はこれを哀れんで供養し「おものめ様」を奉っているという。
- 住所
- 981-4221 宮城県加美郡加美町四日市場字屋敷7
- 名前
- 鹿島神社社務所
- 電話
- 0229-63-6009
- HP
- http://www.kashimajinja.org/