NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/25


増永眼鏡 Kazuo Kawasaki Ph.Dのアイウェア Masunaga-megane Kazuo Kawasaki Ph.D-no-Aiuea Masunaga Eyeglass by Kazuo Kawasaki Ph.D

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 増永眼鏡株式会社は、メガネフレームの世界三大生産地の一つとして知られる福井県福井市の、日本で一番古い眼鏡メーカーである。
 この眼鏡は地元出身のデザインディレクターである川崎和男によってデザインされ、2000年シルモ・パリ国際眼鏡見本市で、グランプリを受賞した。
 ねじがまったくなく、軽量でバネ性のあるβチタンをフレームに採用する事で、掛けた時のあたりの柔らかさを追求している。さらにレンズを一つのポイントで固定することにより、テンプルを両側に広げても、両眼のレンズそのものに歪みが生じることはない。そのため、常にレンズと目の瞳孔距離が一定に保たれている。
 「スマート&ハイテクノロジー」というコンセプトの元、川崎和男によるインダストリアルデザインと、増永眼鏡の卓越した技術力とで実現させた、機能性と品格あふれるメガネとなっている。
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2007/1/11


江戸鼈甲 Edobekkou Edo Bekko

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 江戸鼈甲(べっこう)は、眼鏡枠や、蒔絵、彫刻、象嵌が特徴の東京で作られる工芸品である。
 鼈甲細工の歴史は大変古く、正倉院宝物の中に琵琶の一部分としてタイマイの甲羅が使われている。江戸時代に張り合わせの技法が伝えられて、複雑な造形が出来るようになった。
 江戸鼈甲の材料は、数多い亀の中でも、特に甲羅の質が装身具や置物として利用できるタイマイの甲羅を使う。
 タイマイは赤道近くに生息し、大きいものは50〜60才で全長180センチ、体重200キロにもなる。また甲羅は必ず13枚で、黒くなっている部分を斑(ふ)というが、斑以外の透明な部分は約10%しかなく、特に珍重されている。
 江戸鼈甲は、貴重で気品に溢れる伝統工芸品である。
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