石燈籠 Ishidourou
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「石燈籠(いしどうろう)」は、神社の参道の両脇に立つもの、庭の添景として置くものなど様々なものがある。その形は明かりを灯す「火袋」と呼ばれる部分を中心として、上に「笠」と「宝珠」、下方は火袋を受ける「中台」、円柱状の「竿」、最下段の「基礎」という三つの部分から構成される。
各部分ごとに一つの石材から造り積み重ねるのが一般的。笠と火袋、中台、基礎の平面の形は、八角や六角が多く、稀に四角や三角のものもある。
石燈籠の形を備える遺品としては、奈良県・当麻寺の金堂前に立つ白鳳時代の燈籠が最古例で、奈良県・春日大社の「柚木燈籠」という名で知られる燈籠が次いで古く、平安時代後期の作とされている。
石造美術の黄金時代といわれる鎌倉時代から現在にかけて、近畿を中心に百点を超える石燈籠が残されている。
各部分ごとに一つの石材から造り積み重ねるのが一般的。笠と火袋、中台、基礎の平面の形は、八角や六角が多く、稀に四角や三角のものもある。
石燈籠の形を備える遺品としては、奈良県・当麻寺の金堂前に立つ白鳳時代の燈籠が最古例で、奈良県・春日大社の「柚木燈籠」という名で知られる燈籠が次いで古く、平安時代後期の作とされている。
石造美術の黄金時代といわれる鎌倉時代から現在にかけて、近畿を中心に百点を超える石燈籠が残されている。
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