NIPPON Kichi - 日本吉

記事数4件: 1~4 件表示          

2008/8/25


南法華寺 (壷阪寺) 三重塔 Minami-Hokke-ji(Tsubosaka-dera) Sanjuu-no-tou 

Jp

 南法華寺(みなみほっけじ)は、奈良県高市郡高取町壺阪にある真言宗豊山派の寺である。本尊は十一面観音菩薩で、西国観音三十三ヶ所霊場第6番札所とされる。山号は壺阪山で、壺阪寺(つぼさかでら)の通称で知られる。大宝三(703)年、元興寺の弁其上人を開基とする古寺で、「壷坂霊験記」の舞台として有名である。
 三重塔は、明応六(1497)年に竣工され、江戸時代の宝永七(1710)年、大修理が行われたとされる。本瓦葺で高さは23.06mあり、この塔が初めて建てられた奈良時代の高い基壇の上に立っており、軒の出は深く、屋根の勾配は緩やかになっている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/5/26


深川閻魔堂 法乗院 Fukagawa-enmadou Houjou-in 

Jp

 法乗院(ほうじょういん)は、東京都江東区深川にある真言宗豊山派の寺である。本尊は大日如来(だいにちにょらい)。
 江戸三閻魔のひとつで、御府内八十八ヶ所第74番札所とされ、通称・深川閻魔堂(ふかがわえんまどう)と呼ばれている。
 寛永六(1629)年、現在の東京都江東区である深川富吉町に創建され、寛永一八(1641)年に現在地へ移った。
 開山は覚誉憎正(かくよそうじょう)で、古くは閻魔王を本尊としたが、宝暦一〇(1760)年の類焼後、大日如来を本尊にした。
 境内の閻魔堂には、運慶(うんけい)作と伝わる閻魔像と十王像が安置されていたが、戦災で消失した。現在は、19ある特殊賽銭箱に賽銭を入れると、閻魔様の説法が聞ける日本一のハイテク閻魔様として知られている。
 深川閻魔堂・法乗院は、地元では「深川のおえんまさん」として慕われている寺である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




総持寺(西新井大師) Souji-ji(Nishiaraidaishi) 

Jp

 総持寺(そうじじ)は、東京都足立区西新井にある真言宗豊山派の寺である。本尊は十一面観音像。別名・西新井大師(にしあらいだいし)とも呼ばれている。
 天長三(826)年、弘法大師が疫病に苦しむ人々の為に自ら十一面観世音菩薩を彫って安置し、21日間の祈祷を行った所、清らかな水が湧き出して病がたちまち癒えた。そこで、霊泉湧出の霊場として寺が建立されたという。
 現在の本堂は昭和四七(1972)年の再建で、これまでに本堂は火災で何度か焼失したが、本尊は難をのがれたことから厄除け火防の大師として、古くから信仰を集めている。
 境内の6箇所には70種、4500株のぼたんが植えられ、ぼたん大師とも言われている。
 総持寺は、ぼたんの名所として知られる寺である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/3/7


西明寺三重塔 Saimyou-ji-Sanjuu-no-tou 

Jp

 西明寺(さいみょうじ)三重の塔は栃木県芳賀郡益子町益子にある。
 西明寺は獨鈷山普門院(どっこさんふもんいん)西明寺と言われ、真言宗豊山派に属する寺である。
 天平九(737)年、行基の草創であり、紀有麻呂(きのありまろ)によって建立され、天平一一(739)年に落慶供養が行われたと伝えられている。
 西明寺三重塔は鎌倉時代後期に建造されたものである。
 純和風の塔であり、初重の塔身が長く、桧皮葺きの屋根が左右に大きく広がっている。
 塔内には、極彩色の装飾文様や仏画が描かれている。
 椎の木の間にある石段を登ると楼門があり、楼門の左に三重塔がある。国の重要文化財に指定されている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数4件: 1~4 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter