|
山神橋(やまんかんばし)は、鹿児島県出水市の高尾野川に架けられているアーチ型の石橋である。長さ9・1メートル、幅6・3メートルの小さな石橋だが、この橋は役所が作ったものではなく、地元住民が協力して架けた橋であるという。
明治時代、それまでこの場所に架けられていた橋が、洪水によって幾度も流され、更に増水した川に子どもが流されるという事故まで起きてしまっていた。危惧していた地元の住民は一致団結し、四〇戸ほどの人々が資金と労力を出し合って、明治四二(1909)年、この小さな石橋を完成させたのである。
その後、大正四(1915)年に洪水で破損したが、その時も住民の力だけで補修が加えられ、現在の姿に至っている。
今はこのアーチの下を、新しい橋が渡っているが、地元住民の要望で石橋は丁寧に保存され、親しまれている。
明治時代、それまでこの場所に架けられていた橋が、洪水によって幾度も流され、更に増水した川に子どもが流されるという事故まで起きてしまっていた。危惧していた地元の住民は一致団結し、四〇戸ほどの人々が資金と労力を出し合って、明治四二(1909)年、この小さな石橋を完成させたのである。
その後、大正四(1915)年に洪水で破損したが、その時も住民の力だけで補修が加えられ、現在の姿に至っている。
今はこのアーチの下を、新しい橋が渡っているが、地元住民の要望で石橋は丁寧に保存され、親しまれている。
[+ADDRESS] |