NIPPON Kichi - 日本吉

記事数1件: 1~1 件表示          

2007/8/21


御櫃割 Ohitsu-wari Ohitsuwari

Jp En

 御櫃割(おひつわり)は江戸時代末期から続く、五穀豊穰、家内安全を祈る伝統的な農業祭である。「御鉢割(おはちわり)」ともいわれている。西尾市の無形民俗文化財に指定されていて、神明社境内で毎年一〇月に行われる。
 この神事はなかなか荒々しい。
 神前から受け取った赤飯入りのお櫃を、一五人の厄男達が受け取る。お櫃のふたが男達によって素手の拳でたたき割られると、参拝者達が先を争うように押し寄せる。この赤飯を食べると一年中無病息災で過ごせるといわれるからだ。
 厄男と大勢の見物客が入り乱れ、手づかみで赤飯を奪い合う様は、見応え充分の秋祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数1件: 1~1 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter