NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/26


髙橋欣也 Takahashi kinya Kinya Takahashi

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 高度な絵画的表現力と、化学的な技法。友禅染は、世界に類を見ない芸術様式だ。
 京都の染工房、株式会社髙橋德は、約一〇〇年にわたり、老舗「染めの千總」と取引を行なってきた伝統を誇る。
 同工房ではこの伝統芸術を守り、「今を生きる友禅」を伝える試みを行なっている。世界のトップファッションデザイナー、山本耀司のドレス・ジーンズ等を手がけ、また著名アーチストのCG絵画から掛け軸や屏風等を製作した。さらに京友禅を塗り絵感覚で体験できる、手描友禅染教室を一般に開講している。
 「人々に受け入れられてこそ、伝統も技術も残っていきます。受け入れられるものとは何か、それをいつも考えています」と欣也さんは語る。
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2007/1/25


鯉が窪湿原 Koigakubo-shitugen Koigakubo Marsh

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 吉備高原の北西部の一部、鯉が窪池の上手、標高550メートルのところに、日本太古の自然の姿をそのままとどめる秘境がある。「鯉が窪湿原」という。昭和54年、国の天然記念物にも指定されている。
 ここには、かつて日本と大陸が地続きであったことを示す植物など、貴重な湿生植物が自生している。オグラセンノウ、ミコシギク、ビッチュウフウロ、リュウキンカなどその数は380種類を超えるという。
 広さは3.6ヘクタール、遊歩道を1周すると2.4キロ。年間2万人もの人々がここを訪れ、植物群落の神秘さに魅了されている。
 最近貴重な植物が衰退していることが懸念されており、新見市では、文化庁と協力し、現在調査・保護管理にあたっているという。
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2007/1/17


縄ヶ池の水芭蕉 Nawagaike-no-mizubasho Skunk Cabbage at Nawaga Lake

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 縄ヶ池は、高清水山の山腹を流れる川が山崩れで堰き止められ出来た湖。広さは4960平方メートルあり、湖面標高は800メートル、池の最深部は約10メートル、池の周囲は約2キロある。竜神が住んでいるという伝説も残っている神秘的な池だ。
 この縄ヶ池の名物は、水芭蕉。縄ヶ池へ向かう林道の坂道を下りきるとそこは平地で、一面水芭蕉の群生地が現れる。その数なんと5万株。「縄ヶ池みずばしょう群生地」として富山県天然記念物にも指定されている。
 見ごろは雪解け後の5月上旬から下旬。白く清楚な花びらが一斉に水辺に咲き誇る姿には心が和む。また、海抜千メートル以下での水芭蕉の群生は珍しく、学術的にも貴重だという点でも有名だ。
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