奥家住宅 Okukejutaku
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奥家(おくけ)住宅は、江戸時代の建築としては珍しく、建築年代が明確にわかっている民家である。広島県三次市舎町に所在し、国の重要文化財に指定されている。
奥家住宅は、かつて旧樫井村の庄屋であった奥家の住居跡で、江戸時代中期の天明八(1788)年の建築を示す「普請帳(ふしんちょう)」の記録と小屋裏の棟束(むねつか)に棟札が残る。主屋は六間に台所が付いた間取りで、規模の大きい当初の姿をそのままとどめた貴重な遺構であり、江戸後期以降広く普及した、大型六間取り遺構の典型的な例である。主屋の土間上にある五重に組まれた太い梁は見ごたえ十分。塀も美しく、これからもさらに後世に伝えていきたい歴史的価値のある史跡だ。
奥家住宅は、かつて旧樫井村の庄屋であった奥家の住居跡で、江戸時代中期の天明八(1788)年の建築を示す「普請帳(ふしんちょう)」の記録と小屋裏の棟束(むねつか)に棟札が残る。主屋は六間に台所が付いた間取りで、規模の大きい当初の姿をそのままとどめた貴重な遺構であり、江戸後期以降広く普及した、大型六間取り遺構の典型的な例である。主屋の土間上にある五重に組まれた太い梁は見ごたえ十分。塀も美しく、これからもさらに後世に伝えていきたい歴史的価値のある史跡だ。
- 住所
- 広島県三次市吉舎町
- 名前
- 奥家住宅