NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/17


青木村 日吉神社 Aoki-mura Hiyoshi-jinja Hiyoshi Shrine in Aoki Village

Jp En

 長野県小県郡青木村にある日吉神社(ひよしじんじゃ)は、伝承によると創建は南北朝時代とされている。
 本殿は五間社流造で、階段や脇障子のない見世棚造り。桟瓦葺(さんがわらぶき)を用いており、横に長いシルエットも特徴のひとつ。そして扉口は中央柱間に一つだけという、大変めずらしい型式である。
 平成二(1990)年に長野県の県宝に指定された。
 以前は、朱などの鮮やかな色彩で装飾が施されていたが、現在では素材の木そのものの色となっており、情緒ある静かな佇まいを見せている。
 真っ赤に塗られた鳥居から社地を通り、石段を上りきったところに建立されている社殿は、深森のなかに、まるでオブジェのように建っている。
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沙沙貴神社 Sasaki-jinja Sasaki Shrine

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 沙沙貴神社(ささきじんじゃ)は、古墳時代の豪族、沙沙貴山君(ささきやまきみ)の氏神とされていた神社である。平安時代中期以降はこの地に根を張った近江源氏佐々木氏の氏神として崇拝され、その子々孫々まで篤い信仰を集めた。
 また「佐々木」という苗字のもとになったと伝えられている。
 楼門は、延享四(1747)年に建立されている。茅葺の屋根を用い、二階建てで軒下の組み物が美しい。平安・鎌倉様式を継承し、江戸中期に再建された。
 拝殿は弘化五(1848)年に建立されており、大型で開放感がある建物である。
 本殿も拝殿と同年に建立されており、五間社流造、銅板葺が用いられている。
 拝殿、本殿、権殿など大型木造建築八棟は、平成二(1990)年に県指定文化財に指定された。
 五月には、珍しい糸状に花穂が伸びたうらしま草や、白い可憐ななんじゃもんじゃの花を楽しむことができる。
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