NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/30


内成棚田 Uchinari-tanada Uchinari Rice Terraces

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 大分県別府市の南側に位置する浜脇、内成地区の傾斜地に階段状に連なる水田群。
 平成十一(1999)年、農水省の「日本の棚田百選」に選ばれた。枚数1000枚、団地面積42ヘクタール。百選内でも5番目の面積を誇り、規模、景観共に九州地区屈指の棚田である。
 地区の歴史は古く、鎌倉時代の文章に名前が残る。
 石城寺の麓の湧水を水源として地元の集落の勢場、太郎丸、梶原が中心となり現在も耕作が行なわれている。
 休耕田もなく、集落全体により管理されており、棚田での農業体験イベント、棚田オーナー制度や棚田米の販売など存続に力が入れられている。
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大入島 神の井 Ohnyu-jima kami-no-i Onyu Island Kaminoi Well

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 大分県佐伯市、大入島の日向泊(ひゅうがどまり)にある井戸。満潮時には水没するが、湧き出る水は清水である。
 縁起は古く、神武天皇が東征の折に日向の美々津港から立ち寄り水を求めたところ、島には水がないと言い嘆き悲しむ島民に、天皇は折れ弓を地面に立て「水よいでよ」と言うと清水が湧き出したという。
 大入島の「大入島トンド火まつり」は感謝した島民たちが、夜の海を行く神武天皇の船を送るために海岸でやぐらを組み火を焚いたのが起源とされる。
 現在も無病息災を願い、毎年1月に行なわれる。十数メートルの松明を組み、激しい炎を巻き上げる様は壮観。
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2007/1/17


殿様清水 Tonosama-shohzu Tonosama Shouzu Spring

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 富山県の春日温泉郷の入り口に年中絶えることなく湧き出ている「殿様清水(とのさましょうず)」。「とやまの名水」に指定されているこの天然の湧き水は、全国名水百選の一つにも選ばれている。上市町の穴の谷の霊水によく似ているとも言われ、近郊から多くの人々が水を汲みに来る。名水だけあり、口に含むと、すうっと馴染んでゆき、さっぱりとした口当たりだという。
 「殿様清水」の名は、江戸時代、富山藩の御蔵番の主が好んでこの湧き水を常飲したお陰で一生涯無病息災であったと伝えられ、その主にちなんで付けられたものだとか。
 付近には春日荘、雅楽倶、大沢野パレスといった保養所、公園、植物園などがあり富山市の名所となっている。
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