NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/18


玉乃井 指宿 Tama-no-i Ibusuki 

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 玉乃井(たまのい)は、鹿児島県指宿市(いぶすきし)開聞十町に古くから存在する井戸である。
 神代の昔から日本最古の井戸といわれ、彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)が兄の釣針をなくして途方に暮れ、樹上にたたずむ姿が井戸水に映っているところを、豊玉姫(とよたまひめ)に見初められたと伝えられる。
 また、後に彦火々出見尊の妃となった豊玉姫は、朝夕この井戸で水を汲んでいたという。
 付近一帯の「玉井」という地名も、この井戸から名付けられたものとされる。
 現在、この井戸は遺跡として残っているが、既に枯れており水は出ない。
 玉乃井は、彦火々出見尊と妃豊玉姫の神話時代のロマンチックな物語が今に伝わる、伝説の古井戸である。
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2007/3/5


和多都美神社 Wadazumi-jinjya 

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 海彦・山彦の神話で知られる神社。 
 彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと・海彦)が失った釣り針を探してこの海宮を訪れ、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)と結ばれたと伝えられる。
 満潮の時は、神殿の近くまで海水が満ち、その様は竜宮を連想させ、海神にまつわる玉の井伝説の御遺跡や満珠瀬、干珠瀬、磯良恵比須の磐座などの旧跡も多い。
 また本殿の後方に2つの岩がある。これを夫婦石と称し、この手前の壇が、豊玉姫命の墳墓(御陵)で、西手の山下に石があり、それが彦火火出見尊の墳墓(御陵)であるとされている。
 波おだやかな浅茅湾の本殿正面の海から本殿に向かって連なる5つの鳥居は満潮時、2mほど沈み、神秘的な姿を見せてくれる。
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