ウエンシリ岳 Uenshiri-dake
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「ウエンシリ岳」とは、北海道のほぼ中央部、北見山地に位置する標高一一四三メートルの山である。それほど高い山ではないが、ウエンシリ岳から北には、これ以上高い山はない。
昭和五三(1978)年に天塩岳(てしおだけ)道立自然公園に指定された。天気がいい時には、頂上から遠く大雪の山脈やオホーツク海など望むことができる。
「ウ・エン・シリ」とはアイヌ語で悪い山・険しい山という意味があり、その名のとおり断崖が多くみられるが、中央登山口ができてからは、乗用車通行も可能となり、女性や小学生など、多くの登山客が気軽に登れるようになった。
麓には、夏のほんのひと時姿を見せる「氷のトンネル」があり、そこは暑くても四度という肌寒さである。高さ十数メートルの固く積み重なった雪山上部は、雪崩と一緒に落ちてきた木の葉などに覆われて巨大な雪の塊をつくり出している。そして下部が藻興部川(もおこっぺがわ)源流の熱対流により融け出し、自然が作った真っ白い巨大なトンネルが出来上がる。
昭和五三(1978)年に天塩岳(てしおだけ)道立自然公園に指定された。天気がいい時には、頂上から遠く大雪の山脈やオホーツク海など望むことができる。
「ウ・エン・シリ」とはアイヌ語で悪い山・険しい山という意味があり、その名のとおり断崖が多くみられるが、中央登山口ができてからは、乗用車通行も可能となり、女性や小学生など、多くの登山客が気軽に登れるようになった。
麓には、夏のほんのひと時姿を見せる「氷のトンネル」があり、そこは暑くても四度という肌寒さである。高さ十数メートルの固く積み重なった雪山上部は、雪崩と一緒に落ちてきた木の葉などに覆われて巨大な雪の塊をつくり出している。そして下部が藻興部川(もおこっぺがわ)源流の熱対流により融け出し、自然が作った真っ白い巨大なトンネルが出来上がる。
- 住所
- 098-1505 北海道紋別郡西興部村字上藻
- 名前
- ウエンシリ岳
- 電話
- 01588-7-2111