NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/29


教王護国寺 五重塔 Kyouou-gokoku-ji Gojuu-no-tou 

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 教王護国寺(きょうおうごこくじ)は、京都府京都市南区九条町にある東寺真言宗総本山の寺である。本尊は薬師如来。真言宗十八本山第9番、西国愛染十七霊場第8番札所とされる。一般には東寺(とうじ)という別称で知られる。
 延暦一五(796)年、平安京の正門にあたる羅城門の東西に、王城鎮護の寺として建立されたうちの1つ、東側が東寺である。
 五重塔(ごじゅうのとう)の創建は9世紀末であったが、現在の塔は将軍・徳川家光の寄進による4代目で、建てられたのは寛永二一(1644)年であり、国宝に指定されている。
 高さ54.8mは木造塔としては日本一の高さを誇り、京のシンボルともなっている。
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2008/8/28


備中国分寺 五重塔 Bicchuu-kokubun-ji Gojuu-no-tou 

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 備中国分寺(びっちゅうこくぶんじ)は、岡山県総社市上林にある真言宗御室派の寺である。本尊は、薬師如来。奈良時代に聖武天皇の発願によって鎮護国家を目的に建てた官寺である国分寺の一つで、天平一三(741)年の開基とされる。
 五重塔は、文政四(1821)年から弘化元(1844)年ごろまで20年以上かけて完成し、34.32mの高さを誇る。
 屋根の上層と下層がほぼ同じ大きさの細長い造りで、相輪も短く、江戸時代後期の様式を色濃く残す造りとなっている。木造、方3間、本瓦葺、鋳青銅製で、3層まではけやき材、4、5層は松材が主体となっている。初重の各面には十二支の彫刻が、内陣の仏壇上には釈迦、阿弥陀など4如来が安置されている。
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海住山寺 五重塔 Kaijyuuseb-ji Gojuu-no-tou 

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 京都府木津川市にある海住山寺(かいじゅうせんじ)にある五重塔は、貞慶の一周忌にあたる建保二(1214)年に、弟子の慈心上人覚真(藤原道房)が建立した。
 寺伝によると、海住山寺は天平七(735)年、聖武天皇の勅願により良弁(ろうべん・奈良東大寺の初代別当)を開山として藤尾山観音寺という寺号で開創したという歴史をもつ。海住山の中腹にあり、十一面観世音菩薩を御本尊として安置している。
 この五重塔は朱塗りの美しい三間五重塔婆で、高さは約一七メートルあり、国宝・重要文化財に指定されている。中心柱が初層の天井の上にあるのが特徴である。
 初層には裳階(もこし)をつけている。裳階とは、屋根の下に取り付けた庇(ひさし)のことである。五重塔に裳階があるのは海住山寺と奈良の法隆寺だけである。また初層の屋根が大きく、次第に各層が小さくなっており、安定感のあるつくりとなっている。 
 五重塔内部は毎年一〇月下旬から数日間、拝観可能となる。


 
 

 
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2008/8/26


仁和寺 五重塔 Ninna-ji Gojuu-no-tou 

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 仁和寺(にんなじ)は、京都府京都市右京区御室大内にある真言宗御室派総本山の寺院である。本尊は、阿弥陀如来。真言宗十八本山第6番札所、京都十三仏第9番札所とされる。
 仁和寺は、光孝天皇、次いで宇多天皇の勅願で仁和四(888)年に落成し、「西山御願寺」と称されたが、やがて年号をとって大内山仁和寺と号した。
 五重塔は、寛永二一(1644)年に完成した高さ36mの塔で、東寺の五重塔と同じく、寛永期を代表する塔とされており、国の重要文化財に指定されている。
 一般的に五重塔の屋根の大きさは上層のものほど小さくなっているが、仁和寺の五重塔は各層の屋根の大きさに大差がなく、江戸時代建築の特徴を示している。
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醍醐寺 五重塔 Daigo-ji Gojuu-no-tou 

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 平成六(1994)年に世界文化遺産に登録された醍醐寺(だいごじ)は、真言宗醍醐寺派の総本山である。醍醐山の全山が寺の境内になっていて、山頂の上醍醐と山裾の下醍醐に分かれている。
 醍醐寺にある五重塔は下醍醐にあり、醍醐天皇の菩提を弔うために、一周忌に当たる承平元(931)年に計画された。朱雀天皇が起工し、村上天皇の天歴五(951)年に完成したといわれている。
 高さ三八メートルの五重塔は、創建当時から現存する京都最古の木造建造物である。三間五重塔婆で、木割が太く安定感があり、屋根にある相輪の大きさが特徴である。相輪は一八メートルあり、全体の高さの三分の一を占めている。
 塔の初層内部の壁画に両界曼陀羅を描く点に、密教寺院としての特色がみられる。この壁画は、平等院鳳凰堂の壁扉画と共に制作年代の明らかな壁画として、価値の高いものとされている。
 
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2008/8/25


妙成寺 五重塔 Myoujou-ji Gojuu-no-tou 

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 妙成寺(みょうじょうじ)は、能登随一の日蓮宗の寺院である。
 前田利家、利常などの寄進により、大伽藍(だいがらん)と称される寺院群が美しく整備されている。
 地形を利用して、東西一直線に少しずつ高く、総門・楼門・五重塔を配してある。このため最高所の五重塔は、空にすっと立ち昇るようなシルエットをみせている。
 五重塔は、元和四(1618)年に建立されている。方三間(ほうさんげん)、栩葺(とちぶき)で、相輪も美しく、装飾も細部まで見事だ。壁の部分に厚い横板を渡す校倉(あぜくら)に似た独特の構造を持っていて、強い海風や地震にも強く、約四百年経った今も欠損がない。大工棟梁は建仁寺流の技を伝える坂上一門といわれており、江戸時代初期の代表的傑作といわれている。
 妙成寺は現在この五重塔も含め、主要建造物十棟が国指定重要文化財、三棟が県指定文化財である。
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大石寺 五重塔 Daiseki-ji Gojuu-no-tou 

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 大石寺(だいせきじ)は、静岡県富士宮市上条にある日蓮正宗の総本山の寺院である。日蓮上人の直弟子、日興上人によって正応三(1290)年、開かれた寺で、「興門八本山」のひとつにも数えられる。
 五重塔は、寛延二(1749)年に建立されたもので、塔は高欄のない縁をめぐらし、中央間桟唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも蟇股を置いてあり、国の重要文化財に指定されている。
 大石寺の広大な寺域の東端にある森林中に建っており、内部には、31世日因が書写した本尊が安置されている。
 高さは34mで、東海道一の規模を誇り、毎年日蓮の誕生日である2月16日には五重塔を開け、法主の大導師による「御塔開き」のお経が行われている。
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2008/8/22


池上本門寺 五重塔 Ikegami-honmon-ji Gojuu-no-tou 

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 池上本門寺(いけがみほんもんじ)は、東京都大田区池上にある日蓮宗大本山の寺院である。本尊は、日蓮像。日蓮聖人霊跡とされている。弘安五(1282)年、ここで日蓮が最後の日々を過ごして死去し、日朗によって開基された。
 五重塔(ごじゅうのとう)は、慶長一二(1607)年、将軍・徳川秀忠の乳母である正心院日幸尼の発願で祖師堂前に建立され、関東では最古の塔とされる。元禄一六(1703)年、現在地に移築される。
 高さ29m、全面赤色塗料のベンガラ塗り、建築様式は初層は和様、二重から上は禅宗様になる。塔は基壇上に建ち、高欄のない縁をめぐらし、中央間桟唐戸、脇間雲板様盲連子窓、中備えは三間とも十二支の彫刻のある蟇股となっている。
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