水落遺跡 Mizuochi-iseki
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水落遺跡は奈良県高市郡明日香村から出土した、飛鳥時代の水時計の遺構である。
日本書紀に「初めて漏刻(ろうこく)を造る。民をして時をしらしむ」と記された水時計は、斉明天皇六(660)年、中大兄皇子が造ったもので、堀で囲まれた堅固な楼状の水時計建物の中に配水管を通し、水が落ちることで時間を計測する漏壺を建物中央に配置して時間を計る大規模なものであった。
当時、律令国家として中央集権制度を整えていた日本にとって、正確な時間は必要不可欠とされ、計測された時間は太鼓と鐘により伝えられ、都の全ての場所で聞くことができたと言う。
現在、飛鳥資料館で発掘された模型を見ることが出来る。
日本書紀に「初めて漏刻(ろうこく)を造る。民をして時をしらしむ」と記された水時計は、斉明天皇六(660)年、中大兄皇子が造ったもので、堀で囲まれた堅固な楼状の水時計建物の中に配水管を通し、水が落ちることで時間を計測する漏壺を建物中央に配置して時間を計る大規模なものであった。
当時、律令国家として中央集権制度を整えていた日本にとって、正確な時間は必要不可欠とされ、計測された時間は太鼓と鐘により伝えられ、都の全ての場所で聞くことができたと言う。
現在、飛鳥資料館で発掘された模型を見ることが出来る。
- 住所
- 634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥
- 名前
- 水落遺跡