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2007/9/12


有峰湖 Arimine-ko Arimine Lake

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 有峰湖(ありみねこ)は、有峰ダムによって堰き止められた人口の湖。有峰ダムは、5年の歳月をかけて建設されたダムだ。このあたりは「有峰森林文化村」として、自然の保全活動の対象となっているため、今でも雄大な森が汚れを知らぬまま残されている。県立自然公園、国民休養地および全国水源の森百選にも選定されているという。
 ブナ、ミズナラ、モミジなどの新緑と紅葉は素晴しく、特に新雪をいただいた薬師岳を背景に眺める紅葉と、小見からダムに到る和田川峡谷は息を飲むほどの美しさだ。景観も魅力的だが、原生林に覆われた自然は貴重な植物や野鳥の宝庫となっている。有峰湖の湖畔にはキャンプ場なども整備され、アウトドア場として人気だ。
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2007/6/13


くろくまの滝 Kurokuma-no-taki Kurokuma Falls

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 くろくまの滝(くろくまのたき)は、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町にある、幅が15m、落差85mの滝である。日本の滝百選に選ばれている。
 世界遺産の白神山地を源とする赤石川支流にあり、県内屈指の規模を誇っている。
 熊が立ち上がった姿に見える事が、名前の由来といわれている。
 周囲はブナの原生林に囲まれ癒し効果も高く、滝の近くの駐車場まで車で行く事ができる。
 豊かな水量が流れ落ちる様は豪快であり、新緑時や紅葉時は絶景となる。大自然を肌で感じたい人には、特にお薦めのスポットとなっている。
 滝は滝ノ沢を経て珍しい金鮎や幻の魚イトウのいる赤石川に合流する。
 くろくまの滝は、荘厳で豪壮な、迫力ある滝である。
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2007/6/5


ワッカ原生花園 Wakka-gensei-kaen Wakka Wild Flower Garden

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 ワッカ原生花園(わっかげんせいかえん)は、北海道北見市常呂町栄浦に広がる花園である。
 オホーツク沿岸の網走国定公園に位置し、日本三大湖の一つサロマ湖の畔にある自然の宝庫で、北海道遺産に指定されている。
 ワッカとは、アイヌの言葉で「飲料水」あるいは「湧き水」を指すとされる。
 サロマ湖とオホーツク海を隔てる細長い砂州には「ワッカ花の聖水」と呼ばれる湧き水があり、良水に恵まれていることから名付けられたとも言われる。
 幅は200~700m、全長約20kmに及ぶ砂州は、日本最大の海岸草原である。
 森・草原・砂丘・湿地が混在し多様な生態系を形成し、帰化植物も含め300種以上の草花が咲き、野鳥が生息している。
 ワッカ原生花園は、龍宮街道とも呼ばれる色鮮やかな自然の景勝地である。
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2007/5/31


月山 Gassan Mt Gessan

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 山形県東田川郡にある出羽三山のひとつ。
 標高1984メートルで、山形県のほぼ真ん中にそびえたつ。磐梯朝日園立公園の北にあたり、ブナの原生林、動植物などの大自然の宝庫とされる。
 月山の名は、その山容が「ちょうど月が半輪を描いて空に現れたようなおおきな山の姿」からきているといわれる。
 信仰が深い山でも知られ、山頂には「月山神社」があり、天照大神の弟、月読命が祭られている。
 役行者の修行の地であった。幾人もの行者が月山大神登拝におとずれたが、修行の未熟さをさとられ引き返した「行者返し」という登山路がいまでも残っており、現代でもその道を、登山者たちが行き来きする。
 眺望や高山植物にも恵まれた霊山である。
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2007/2/12


くらがり渓谷 Kuragari-keikou Kuragari Valley

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 愛知県岡崎市にある森林地。キャンプ場なども設置されている。
 岡崎市街地から東へ26キロメートル、本宮山県立自然公園に隣接する、南西部標高250メートルから600メートルの間にある。
 岡崎市内を流れる「乙川」の支流、男川の源となる渓谷でもある。
 針葉樹、広葉樹はいずれも天然の木であり、その間に大小の川が縫うように流れる。また瀬や渕や滝を作り、変化に富んだ岩が作る美しい森林として、人々の憩いの場にも利用されている。
 自然豊かな地には、春は野鳥が飛来しさえずり、夏はかじかが鳴く。
四季を通じて訪れる人々の心を楽しませてくれる。山頂からは南アルプス連峰を一望することができる。
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2007/1/28


八ツ淵の滝 Yatubuchi-no-taki Yatsubuchi Waterfall

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 八ツ淵の滝は、滋賀県高島市鹿ヶ瀬にある、日本の滝100選の1つに選ばれている滝である。
 八ツ淵の滝は、比良山系の武奈ケ岳(ぶながたけ、標高1214m)中腹にあり、その名の通り、魚止めの淵・障子ヶ淵・唐戸の淵・大摺鉢・小摺鉢・屏風ケ淵・貴船ケ淵・七遍返し淵の8つの淵(滝)がある。
 いずれも、青磁色をした滝の水はきれいに澄んで、凄味のある輝きと清涼さを湛えている。
 またこれら8つの淵の他にも、いくつかの美しい小滝もあり、上流の自然林から流れ出る透き通った清涼水が、発達した花崗岩の渓谷をかけ落ちている。
 また、この渓谷一帯の岩肌には、シャクナゲ・イワカガミ・ツツジなどが植生しており、野鳥や植物を観察しながらの谷歩きが楽しめ、新緑や紅葉の季節には、ハイキングにも最適である。
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2007/1/26


シオジ原生林 Sioji-genseirin Shioji Primeval Forest

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 シオジ原生林は、大分県日田市前津江町に広がる林である。
 前津江町西部にある釈迦岳中腹に広がる日本特産の水辺落葉広葉樹であるシオジの原生林は、30haにも及び、現在では残り少ないシオジが自然のままの姿で群棲する貴重な原生林となっている。
 この原生林地帯では、年間降雨量3000mm以上もの多雨地帯ということもあって、大変湿潤な環境を作り出しており、苔類や低草木、そこに生息する昆虫類や小動物などは珍しいものが多く、学術的にも注目を集めている。
 湧き出る水は、柔らかい土壌と豊かな原生林に育まれ、ミネラルをたっぷり含んでおり、筑後川の源流をになっている。
 ここを訪れるには途中には、シオジのほかブナ、カエデ等の多くの落葉広葉樹を見る事ができる。
 シオジ原生林には、失われた日本を今に留める原風景がある。
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曽田の池 Soda-no-ike Soda-no-ike Pond

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 曽田の池は、大分県日田市天瀬町出口にある灌漑用の池である。
 天瀬町は温泉地として有名であるが、曽田の池は玖珠川を挟む温泉地の反対側に位置している。地元では、なだらかな高台となっている一帯を、曽田ん台と呼ぶ。
 標高700〜800mにある曽田の池は、山の湧水を堰止めて作られているためか、周囲は湿地帯になっている。
 池にはヒツジグサやジュンサイ、ヒシなどが浮かび、春から秋にかけてたくさんの草花や昆虫、野鳥などが見られる。まさに湿地帯の動植物の宝庫である。
 この池は本来灌漑用に作られた池で、日頃は人も少なく、何があるというわけでもない。
 曽田の池は、地元でも知らない人がいるような場所であり、ゆっくりとのどかな風景に浸りたい人だけが、ひっそりと訪れる場所なのである。
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