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2008/9/29


里見公園 Satomi-kouen 

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 里見公園は千葉県市川市の国府台(こうのだい)地区、江戸川に面した海抜20メートルの大地にある公園で、大きさは8.2ヘクタールもある。
 公園はかつて上杉氏と手を組み、この地を統治していた里見氏が敵対する北条氏と戦った合戦場として、有名な古戦場跡でもある。そのため、園内には里見諸将軍霊墓(さとみしょしょうぐんれいぼ)、羅漢の井(らかんのい)が建立されている。
 里見公園は多くの植物を楽しめる公園である。公園内には260本もの桜の木が植えられ、お花見の季節にはライトアップもされ花見の名所としても有名である、他に、梅林・モミジ林があり、西洋園では多くのバラが植えられている。
 昭和四四年には、東京の小岩から詩人の北原白秋(きたはらはくしゅう)の旧宅、紫烟草舎(しえんそうしゃ)が移設されている。
 近くには江戸時代から江戸川渡し舟であった矢切の渡しもあり、市民の憩いの場である。
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2007/4/24


大和郡山城 Yamato-kooriyamajo 

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 大和郡山城は、奈良県大和郡山市にあった城である。
 天正八(1580)年、筒井順慶は、それまで居城としていた筒井城からこの地に移り、新たな城郭の建築を開始した。
 順慶の死後豊臣秀長が入城し、城は更に大規模なものに修築された。以後、次々と城主が入れ替わったが、享保九(1724)年、柳沢吉里が入城し、その後は明治まで柳沢家が続いた。
 明治三(1870)年、維新と共に郡山城は廃城となる。
 現在、城跡公園には梅林門、月見櫓、大手東隅櫓、多聞櫓が復元されており、本の丸天守台北面の石垣には「逆さ地蔵」をはじめ、多くの地蔵が組み込まれている。
 春にはソメイヨシノ、山桜、枝垂れ桜、八重桜など約1000本の桜が咲く名所であり、ライトアップされた夜の公園は魅力的な人気スポットとなっている。
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2007/4/11


湯之宮座論梅 Yunomiya-Zaronbai Yunomiya Zaronbai Plum Garden

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 湯之宮座論梅(ゆのみやざろんばい)は、宮崎県児湯郡新富町新田湯之宮に広がる梅林である。国の天然記念物となっている。
 座論梅という名前は「ザロミ」という梅の種類から名づけられたとも、佐土原・高鍋両藩の間に梅林の所有争いが起こった時、この地で座して論議したからとも伝えられる。
 伝承によると、神武天皇東征のとき、、この地で湯を浴びて休憩した神武天皇は梅の枝を突きたてたまま発った。その後それが芽をふき元木となって成長して、今日のようになったという。
 神話とは別に、元は1株の梅が四方に枝を這わせ、その枝が幾度か地をくぐって増えたと言われており、約80株の梅林となった。
 花は白色一重の小輪で、2月の上旬から中旬にかけて開花する。春には梅祭りも行われている。
 湯之宮座論梅は、神武天皇ゆかりの神話に連なる名所である。
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2007/4/3


越生梅林 Ogose-bairin 

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 関東三大梅林の一つ。2ヘクタールある園内には、白梅・紅梅のほか、越生野梅などの古木200本をはじめ、約1000本の木があり、梅林周辺を含めると2万本の梅が咲きほこる、中には樹齢400年を超す古木もある。
 梅園神社に太宰府天満宮を分祀した際、菅原道真公にちなんで梅を植えたことが起源とされている。
 「越生梅林梅まつり」期間中は、紅白の梅花が見頃を迎え、芳しい香りとともに、咲き誇る梅花で訪れる人々を楽しませている。
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2007/3/8


南部梅林 Minabe-bairin 

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 南部梅林は和歌山県日高郡みなべ町に位置する梅林のこと。
 梅栽培は江戸時代に紀州田辺藩が奨励、保護政策を取ったことから始まったとされる。江戸中期には田辺藩の特産品として産出され、江戸や上方に送られた。
 全国に知られる梅干の品種「南高梅」は、昭和25年から行なわれた調査と交配で生まれたもの。調査に協力した南部高等学校と品種の高田梅から文字を取り、南高梅と名づけられた。
 南部梅林は「一目百万、香り十里」と言われる日本最大の梅林で、毎年一月から二月にかけて約四万本の梅が咲き誇る。
 梅の香りと白い花弁が咲き誇る風景を見ようと、毎年多くの観光客が訪れている。
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2007/2/28


偕楽園 Kairaku-en 

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 日本三名園のひとつである水戸の偕楽園は、1842(天保13)年に水戸藩第9代藩主徳川斉昭公によりつくられた。
 1999年7月、隣接する千波公園などとあわせて名称を偕楽園公園と統一し、市街地隣接公園としては合計面積300ヘクタールと、ニューヨークのセントラルパークに次いで世界第2位の広さを誇る。
 表門から入ってはじめて堪能できる、竹林や杉森の「陰」と、梅林や好文亭の「陽」の対比の世界は素晴らしい。
 芳香漂う梅の季節の魅力はもちろんのこと、四季にわたって楽しめる、深山幽谷の世界が水戸市内にあることに驚かされる。
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弘道館 Koudou-kan 

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 江戸時代後期に日本の常陸国水戸藩に作られた藩校。
 天保12(1841)年、烈公(徳川斉昭)により、水戸城三の丸に開かれた。敷地の総面積は約2万平方メートル。正庁を中心に右に文館、左に武館を配し、天文・数学・地図等の館と、養牛場・薬草園を持つ医学館などが立ち並び、総合大学の偉容を示していた。
 現在は、茨城県営の都市公園の1つである弘道館公園(こうどうかんこうえん)となっている。国の特別史跡に指定されており、正庁・至善堂・正門は国の重要文化財に指定されている。
 敷地西側の大半は武術調練場と馬場で、中央の広場の梅林の中に鹿島神社と孔子廟が祀られ、早春には構内外で美しい梅の花が見られる。
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2007/1/31


月ヶ瀬梅渓 Tsukigase-baikei Tsukigase Plum Valley

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 薄紅色の花びらとその香りで、春の訪れをいちはやく知らせる梅の花。日本の初春の風物詩である。奈良県の月ヶ瀬中央には、「月ヶ瀬梅渓」と呼ばれる梅の景勝地がある。広橋、賀名生とともに奈良県の三大梅林のひとつと数えられている。
 五月川を挟んで両岸に1万本もの梅の林が立ち並ぶ様は圧巻。シーズンには、この梅三昧の景色を目当てに、川沿いを散策する人々で賑わう。
 月ヶ瀬梅渓は、鎌倉時代中期に、真福寺の境内に梅が植えられたのがはじまりとされる。江戸時代には、文人墨客が相次いで来訪し、松尾芭蕉が詠んだ句碑や近代日本を代表する文人画家、富岡鉄斎の碑が建てられている。
 大正11年(1922年)には、国の景勝地に指定された。
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