NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/5/12


曾木の滝公園 Soginotaki-kouen 

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 鹿児島県の北部、大口市(おおくちし)にある「曾木の滝公園(そぎのたきこうえん)」は、四季折々の風景が楽しめ、壮大な滝が流れる公園で知られている。
 公園内に曾木の滝が流れている。九州山地の白髪岳南麓に源を発し、川内川(せんだいかわ)の上流に位置するこの川は、滝幅210メートル、高さ12メートルの幅の広い滝である。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流音は、訪れた人々を釘付けにする。
 周辺は荒々しい渓谷となっており、滝の下流1、5キロメートルには、レンガ造りの曽木水力発電所跡がダム湖に残されている。
 一帯は自然公園となっており、春の桜やつつじ、初夏のあじさいなど、さまざまな植物が花が彩りをみせる。特に秋の紅葉は見事で、毎年11月下旬にはもみじまつりが開催される。
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2007/6/25


ピョウタンの滝 Pyoutan-no-taki The Pyotan Waterfall

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 北海道十勝支庁河西郡にある中札内村。その村の中を流れる札内川にこの村を代表する一風変わった滝がある。
 昭和二十九年、近隣の村々への電力供給を目的とした小規模な水力発電所が札内川に設けらた。
 ダムを設け、そこから流れ落ちる水を利用した重力式の発電所で、その発電量およそ120kw。それでも、札内村ほぼ全域をカバーするのに充分なもので、地元の人々はそのダムを「農協ダム」と呼び、親しんだ。
 しかし、翌年の昭和三十年、未曾有の集中豪雨が近辺を襲い、ダム上流の土砂が一気に押し寄せ、結果としてダム湖がほぼ完全に埋没してしまうこととなる。
 こうして出来たのが、ピョウタンの滝だ。ピョウタンとはアイヌ語で「小石の多いところ」という意味を持つ。
 自然が運んできた小石はちょっと量が多すぎたかもしれないが、それでも、人が作れないものも同時に運んできてくれたようだ。
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2007/3/1


花園川 Hanazono-gawa 

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 花園川は、上流において花園、浄蓮寺渓谷を形成し、新緑、紅葉のシーズンには多くの観光客が訪れる。
 また、昭和41年には、県内最初の多目的ダムである水沼ダムが建設され、水力発電も行われており、福島県境に近い標高の低い山間を流れている。
 大北川下流はダムによる取水で水量が少なく、下君田の取水口から上流が釣り場になっておりアユ釣りも盛んで全河川特設漁場になっている。
 広葉樹が茂り、花園渓谷と呼ばれる渓谷美を作り出している。
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2007/2/9


只見川 Tadami-gawa 

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 福島県の会津地方を中心に流れる阿賀野川水系の河川。
 流域は主に越後山脈に属しているため起伏が激しく、落差が非常に大きい。また流域は日本でも指折りの豪雪地帯であるため、水量が豊かである。
 このため大きななエネルギーを隠し持っており、かつては下流の町々で増水時に氾濫を起こしたが、電源開発がすすみ、水力発電によりこのエネルギーを有効に活用できるようになった。
 また雪崩が削り取った雪食地形と呼ばれる独特の景観が見られ、豪雪に適応したブナの森や、ヤナギの河畔林など、多様な植生が育まれている。
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