内田文雄 Uchida Fumio
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島根県横田町に伝わる伝統工芸品「雲州(うんしゅう)そろばん」の伝統工芸士。
昭和二十二(1947)年生まれ。昭和六二(1987)年、島根県ふるさと伝統工芸品技術後継者表彰受賞。
雲州そろばんは江戸時代後期、仁多町の大工、村上吉五郎が広島の職人、塩屋小八が作った算盤を参考に、この地方特産の木材を使用して作成したのが始まりとされる。
後に手回しろくろが発明されたことにより、生産が拡大。経済の発展に伴い産業として発展した。氏は他で学んだ後、天皇家への献上品を作成した名工の父に付いて修行を行い、二代目「雲文」の名を継いだ。
「使ってこそ意味がある」と信じ、一つ一つに木の性質を見極めて作品を作る、親子二代続いての職人である。
昭和二十二(1947)年生まれ。昭和六二(1987)年、島根県ふるさと伝統工芸品技術後継者表彰受賞。
雲州そろばんは江戸時代後期、仁多町の大工、村上吉五郎が広島の職人、塩屋小八が作った算盤を参考に、この地方特産の木材を使用して作成したのが始まりとされる。
後に手回しろくろが発明されたことにより、生産が拡大。経済の発展に伴い産業として発展した。氏は他で学んだ後、天皇家への献上品を作成した名工の父に付いて修行を行い、二代目「雲文」の名を継いだ。
「使ってこそ意味がある」と信じ、一つ一つに木の性質を見極めて作品を作る、親子二代続いての職人である。
- 住所
- 699-1832 島根県仁多郡奥出雲町横田922-2 雲州算盤協同組合
- 名前
- 内田文雄
- 電話
- 0854-52-0369