NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/20

稲庭城 Inaniwa-jyouato 

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 稲庭城は、秋田県湯沢市稲庭町にあった城である。
 建長年間(1249〜56)に、小野寺経道が築城したのではないかと言われている。以後、小野寺氏が支配した。
 文禄4(1595)年、豊臣秀吉によって代官に任じられた最上義光は雄勝郡の領有を主張し、小野寺領に侵攻。翌文禄5年、稲庭城は落城し、以後廃城となった。
 稲庭城は、標高704mの大森山南西にあった。西側は急崖で、その下には雄物川支流の皆瀬川が北流し、その向こうには標高300〜500m級の山々がそびえる、自然の要害であった。
 1988年、二ノ丸跡に天守風の史料館「今昔館」(現在は稲庭城に改名)が建造された。
 稲庭城は、鎌倉時代から400年もの間繁栄した小野寺氏の、稲庭の地を守り続けた居城である。

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住所
012-0107秋田県湯沢市稲庭町字古舘前平50
名前
稲庭城跡
電話
0183-43-2929




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