NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/28


無鄰菴 Murinan 

Jp

 京都市左京区の一角にあり、風光明媚な庭を持つ別荘。それが無鄰菴(むりんあん)である。
 明治、大正期の元老であり、内閣総理大臣も勤めた山縣有朋(やまがたありとも)が所有していた。
 有朋自らが、海外の庭園なども参考にして設計、監督し、当時の造園家の手により作庭された和洋折衷の庭が有名である。
 明治二九(1896)年に完成した庭は、京都東山を借景として池や芝生を配した池泉遊式になっており、琵琶湖疏流が引き入れられて、流れる水音がどこからでも聞こえるようになっている。
 醍醐寺三宝院の滝を模した三段の滝もあり、ツツジやカキツバタの色付きなど、四季折々の風情を楽しむことができる。
 それまでの山水画のような作庭とは違い、どこか牧歌的な雰囲気を併せ持った庭でもある。
 この庭を眺めながら、明治三六(1903)年、有朋と伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎の四者によっていわゆる「無鄰菴会議」が開かれ、日本の一時代を築いた場所としても知られている。
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2008/7/11


山水屏風 Senzui-byoubu 

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京都国立博物館に収蔵される山水屏風(さんずいびょうぶ)は、現存する平安時代の屏風絵としては、唯一の品であり、国宝として指定されている。
 平安時代、中国的風俗が描かれた唐絵屏風は、東寺や、醍醐寺などの真言寺院で、頭頂に水を灌ぎ、正統な継承者とする為の灌頂(かんじょう)儀式を受ける際に、調度品として高位の人物の座所に立てられていた。山水屏風の名称は、そうして水を用いる灌頂儀式を行うときに用いる屏風であることからつけられた。
「山水屏風」は、縁取りのある6面の扇から構成され、山、花、木などの春の風景、人物、小鳥、馬などが、生き生きと描かれている。
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2008/7/2


大和絵 Yamato-e 

Jp

 大和絵(やまとえ)とは、日本で興った日本絵画の様式である。
 かつての日本の絵画は、全てが中国から招来された様式や画法で描かれ、題材もほとんど中国の事物であったが、9世紀末頃から日本的なものが描かれるようになってきた。これを大和絵と呼び、従来の中国風の物を唐絵(からえ)と呼んで区別するようになった。
 日本の風景や風俗を描いた絵画で、鎌倉時代後期からは、宋元画やその影響を受けた新様式の日本画に対して平安時代以来の伝統的な様式による絵画の総称となった。
 あくまで唐絵に対する呼称であり、その意味や様式は時代によって変化しており、明確に定義付けする事は困難とされている。
 代表作としては、伴大納言絵詞、源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、鳥獣人物戯画の四大絵巻物や山水屏風、平等院鳳凰堂壁扉画、聖徳太子絵伝などが存在している。
 大和絵は、現代画にも影響を与えている日本の伝統的絵画である。
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2008/3/4


水墨画 Suiboku-ga Suibokuga Painting

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 水墨画(すいぼくが)は、墨と筆を用いて「墨」一色で表現され、線だけでなく墨を面的に使用し、暈かしで濃淡・明暗を表す技術が用いられた絵画である。
 水墨画のような濃淡やにじみ、